柏の葉キャンパス駅前の149街区計画について、
計画説明資料の改訂版が提示されました。(色加工したもの)
先日要望させて頂いた1つとして「つくばエクスプレス高架側の空間について」植栽などだけでなく店舗や事務所を配置するなどして賑わいのある空間となるように配慮してもらいたいというものがありました。
回答として「高架側への明るく賑わいのある空間となるよう検討する」とのことでしたが、今回の資料を見る限り、奥行きの無い(塀のような?)植栽を配置するだけのように見えました。
これで明るく賑わいのある空間になるのでしょうか?
もちろん、植栽があることである程度の景観は保たれることと思われますが、かけだし横丁の裏通りとなっている乱雑な風景が改善されるように見えませんでした。
駅周辺は商業地区ですが、マンションのゴミ置き場よりも狭い店舗事務所があるだけとなっているようです。
次回の説明会にどのような説明があるのか、注目したいと思います。
今回の149街区の計画を見て、柏市はなぜ140街区をSMCに売却してしまったのか、改めて疑問に感じました。駅前に足りない図書館や対応できるサービスが少ない一番街のサービスセンターなど、不足している公共サービスの充実を、市として保有していた土地で実現できたはずであり、149街区で三井不動産に実現を求めるのも少し無理があるのかなとも思います。
ゆっくりと街が育っていくのが魅力の柏の葉に、行政サービスだけは隣のおおたかの森と比べ大きく劣っているのが残念でなりません。
コメントありがとうございます。
140街区は柏市土地開発公社が保有していたものなので、柏市が取得する場合も購入費用が掛かったと思われます。
また公共施設の整備方法として、土地を保有せずとも民間活力を利用して公共施設を整備する手法(PFIなど)も考えられます。
https://www8.cao.go.jp/pfi/pfi_jouhou/jireishuu/jireishuu_index.html
民間活力を上手く利用しつつ、質の高い行政サービスが速やかに実行されることを期待したいですね。