先日UDCKにおいて都市環境デザインスタジオ2015の一般公開最終講評会がありました。
東京大学、東京理科大学、筑波大学などの学生たちが柏の葉周辺を対象に都市のデザインを考え、様々な提案を発表しました。
独創的で夢のある発表ばかりで、駅周辺の公共施設の整備を含めた提案もいくつかあり、興味深く聞かせてもらいました。
たとえばこちらは149街区のエリアに広場を設け、その周辺に図書館や公民館などの公共施設とオフィスや集合住宅などを配置するという提案です。
そしてこちらは柏の葉キャンパス駅に新たに南口改札を設け、高架下をブックカフェなどに活用しながらスカイウォークで道路を横断し、南側の163街区や179街区の施設につづく動線を新たに構築するというものです。
163街区、179街区には子育て支援施設や図書館、公民館なども含めた官民一体の複合施設を配置するという提案です。 (施設構成要素の案)
完成時のイメージ動画を制作されていて、その掲載を了解頂きました。
2015年度都市環境デザインスタジオ課題 「KASHIWA-NO-HA South Field」
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<企画提案・作品制作>
東京理科大学 大学院 建築学専攻 都市計画・都市デザイン研究室 <伊藤研究室>
・ 鈴木 宗一郎 さん
・ 末冨 亮 さん
・ 柳原 仁 さん
代表連絡先
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どちらも学生の課題発表の域を超えた素晴らしい提案で、このまま眠らせてしまうのはとてももったいない作品でした。これらを参考にして多くの知恵を集め、柏の葉の未来について楽しみながら議論していけたらと思います。
もちろん実現のためには多くの課題や難題があるかと思いますが、できない理由を考えるのではなく、どうしたら実現できるのかを皆で考え続けていくことができればと思いました。