少し前になりますが、「柏の葉スマートシティ実行計画」が発表になっています。(概要版PDF)
モビリティ、エネルギー、パブリックスペース、ウェルネスの分野を中心に街の将来ビジョンやそれを推進させていく戦略などがまとめられています。
実行計画の詳細版もあります。
これまでの課題として、「市民の参加や対話の機会を設けておらず、地域課題の収集力やボトムアップ型の推進力が弱くなっている」とあります。
そして、2020年10月を目途に「柏の葉リビングラボ」を発足し、まずは「市民が意見を述べられる場、例えば年に数回の住民とのミーティングやワークショップを開催し、市民目線での課題を明確に把握」していくようです。
これまで、さまざまなまちづくり構想や計画が発表されていますが、市民の意見が入ることはほとんどありませんでした。
駅前の開発が開始されてから約15年が経ち、ようやく市民の声がまちづくりに活かされるようになりそうです。
今後の取り組みに期待しています。