先日の新聞で柏の葉と成田空港とを結ぶリムジンバスのルートが変わりこれまでより30分短くなるという記事がありました。
これまでは一般道を利用する便と高速道路を利用する便がありましたが、今後はすべての便で高速道路を利用するルートに変わるようです。
一方、国土交通省の「東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会」において つくばエクスプレスの延伸についても議論がされたようです。
まずは秋葉原から東京駅(新東京駅)への延伸の計画です。
そして更に銀座を経由して臨海部までの地下鉄とつくばエクスプレスを一体的に整備し、相互直通運転を行うという計画も含まれていました。
以前は都心直結線(押上げから新東京駅経由し泉岳寺を整備することにより成田空港と羽田空港を結ぶ)の新東京駅とつくばエクスプレスの東京駅を同時に整備することで建設コストを抑えるアイデアもありましたが、まだつくばエクスプレスの延伸先が「新東京駅」なのか「東京駅」なのかも曖昧な状態のようです。
もしこれが実現した場合、柏の葉から銀座や豊洲、有明まで一本で行けるようになることになります。
さらに・・・この臨海部の国際展示場あたりで「りんかい線」と接続することができた場合、今回の審議会にも提案されている羽田空港アクセス線とつながり、そのまま羽田空港まで直結することになります。
、とまた妄想が始まってしまいましたが、いずれにしてもつくばエクスプレスの未来がいろいろと考えられているようでした。
延伸や直通運転によっては始発駅である秋葉原のメリットが減少したり、他路線のトラブルの影響を受けることになったりする場合もあるでしょう。
実現までにはかなりの時間を要するかと思いますが、丁寧な議論が行われ多くの人が納得できる計画が進んでいってほしいと思いました。