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拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

爆破された建物(ベオグラード/セルビア)

2008-06-11 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)
一方でまだ町中には9年前のNATO軍の空爆で壊された建物も一部残っています。

一見平和そうに見えるこの町の上空に、自分がギターを抱えて世界を旅し始めたわずか数ヶ月前に、多くの爆撃機が飛来し町が炎に包まれました。


戦争を知らない自分達にとっては何だか現実感の無い話のように感じますが、東京をはじめとする日本の都市の上空にも、約70年前には米軍の飛行機が飛んできて爆弾を落とした現実があります。


世界では本当に多くの人たちが「広島」や「長崎」であった出来事を知っています。


自分がセルビアを訪れていた頃、秋葉原で悲惨な事件がありました。


自分が東京に住んでいた頃、自分が乗る数本違いの電車で地下鉄サリン事件がありました。


私達が永遠に続くかのような錯覚を持つ、日本の平和な毎日は、爆弾のスイッチ1つで、簡単に吹き飛んでしまう脆いものだという事を忘れていけないのだと、そう教えてくれているような気がします。


ベオグラードの夕暮れ(セルビア)

2008-06-11 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)
ベオグラードの夕暮れに偶然通りがかった町並みの写真です。

危険なイメージがあったベオグラードですが、今ではすっかり落ち着きを取り戻しています。

町のレストランではアコーディオンやクラリネット、ギター、ベース等のバンドが夜な夜な演奏を繰り広げ、古き良きヨーロッパという感じでした。

聖サヴァ教会(ベオグラード/セルビア)

2008-06-11 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)
セルビアのベオグラードにある聖サヴァ教会の前で歌ってきました。

コソボ独立に揺れるセルビアですが、日曜日の町は穏やかな空気に包まれていました。

歌い終わると公園で聞いていてくれた人たちが何人も、Very Good!と言って握手を求めてきました。