明治のころの物語「お里・沢一」で有名な浄瑠璃「壺坂霊験記」の寺に今年最後の
撮影会に会員6名でいった。曇り空ながら幸いに雨にも合わず、初冬の奥奈良の寺を
訪れた。近鉄吉野行で壺阪山で下車後、バスで約20分で標高約300㍍の寺についた。
北方向の視界は見事で奈良の畝傍山や飛鳥の里も一望できる歴史ロマンの地である。
帰りは、参詣道の山中を下山し、高取町の町中を散策しながら壺阪山駅まで帰った。
寺前の駐車場からの眺め~正面の山は畝傍山
山門の仁王像~歴史を感じさせる
大釈迦如来像
境内の石仏
大観音像と大涅槃像
観音像~2億年前のインドの石で日本・インドの石工8万人が携わり作成された。高さ20㍍、重さ
1200トンの世界最大の観音立像です。
足下の水子像
立像の下から涅槃像の眺め 右奥に二上山が見える
境内の紅葉
やさしい少女の顔に似た石像
室町時代に再建された三重塔(重要文化財)
漢方薬の町~高取町
昭和初期の漢方薬製薬会社~高い建物はエレベーターで上方に薬草を上げた乾燥させたそうです。
町中の様子
100枚余り撮影した一部の写真ですが、機会があれば残りの写真も更新したい西国霊場六番のお寺でした。
特に盲目の沢一の回復祈願にお里がお参りしたことで眼病封じの寺で有名です。
愉しく拝見 ありがとうございました。
壷阪寺での食事場所がなく、歩き疲れもあり高取城に
行けなかった。標高580㍍山上の城跡の石垣(築城から約680年)と紅葉が見られなかったのが残念でした。
高取城藩主の御殿医であった石川医院も健在、今も皮膚科として診療されており、藩主屋敷の門が移築されています。又一度、高取城に登りましょう。