航行する船舶が多い関門海峡を航行する掃海艇うくしま・・VOL.1

船が海峡を航行することが出来るのはある程度の海の深さが必要です。

関門海峡では緑色と赤色の浮標と呼ばれるブイが設置されて夜は点灯しています。この緑と赤の間の海を航行しないといけません。

思ったよりも狭く　流れが速いのでどの船も苦労しています。

HANWOORI 한우리 韓国の実習船

韓国海洋水産研究院の実習船｢TS HANWOORI｣
全長87.5メートル　全幅　16.0メートル　深さ　11.6メートル
ディーゼル1基　航海速力　16.0ノット　定員180人（乗員36人+実習生144人）

もとは自動車運搬船内航RO‐RO船で国内で運用されたのが売却されてその後　仕様変更されて今の姿になったようです
TRAINING SHIP

上甲板に救命筏が整列しています。雰囲気でどこかの訓練船かなと思いましたが、もとが自動車運搬船だったとは・・・予想しませんでした

掃海艇すがしま すがしま型掃海艇のネームシップ1番艇 海峡

今まで不思議と出会ったことがなかったのが　すがしま型掃海艇の1番艇　すがしま　艇番号681　舞鶴所属

MSC-681すがしま　就役が1999年3月16日なのでもう古参の？掃海艇　
所属が舞鶴地方隊第44掃海隊・・
以前は2番艇のＭＳＣ-682のとじま　とともに活躍していたが　のどじま　は事故により令和2年6月12日に除籍
関門海峡では下関基地隊が山口県下関市にあるので　MSC-685 とよしま　MSC-686 うくしま　が航行している姿はよく見かける。
掃海艇では初めて2本並列配置　
最新の掃海艇ではFRP製なので艇の寿命は30年を超えると言われていますが　すがしま型掃海艇は従来からの木造艦艇のため寿命は約20年と言われています。

海上自衛隊掃海艇うくしま MSC-686 早朝の航行

海上自衛隊掃海艇うくしま　令和2年5月21日　航空自衛隊の芦屋救難隊と共同訓練を実施した下関基地隊の掃海艇うくしま
航空自衛隊芦屋救難隊からはＵＨ－６０Ｊ救難ヘリコプターが参加
掃海艇甲板に救難ヘリコプターからホイストを利用して物資授受訓練などを実施
すがしま型掃海艇は甲板が狭いので大変そうです。
海中に敷設された機雷等の爆発性危険物を除去し、海上交通の安全を確保する掃海艇　
船首には２０ミリ機関砲　M61バルカン（20mmガトリング砲）

芦屋救難隊のUH-60J救難ヘリコプターは↓のような機体です

かもめが飛んだ(*^^*)

往年の名曲に　かもめが飛んだ　

「かもめが翔んだ日」 渡辺真知子　

というのがありましたね(*^^*)・・