京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

2011年6月23日の赤紫蘇畑

2011-06-23 09:50:40 | 赤紫蘇畑の様子

全部の赤紫蘇畑をご紹介いたします。

今年は大小10枚の畑。大原にて、大きく3か所に点在して栽培しております。

これらの約20%を生の赤紫蘇として、一般お客様向けに毎年出荷しております。

残りはすべて、生しば漬の原料、または塩漬けもみ紫蘇として加工いたします。

 

棚田の地域なので、畑の大きさはばらばら。

生育の早い順です。

佃地域①

佃地域②

佃地域③

佃地域④ ここが一番大きな畑

 上野町棚田⑤

上野町棚田⑥

上野町棚田⑦

上野町棚田⑧

上野町棚田⑨

上野町奥⑩ ここが一番最後に植えました。

辻しば漬本舗


2011年6月20日の赤紫蘇畑

2011-06-20 10:50:48 | 赤紫蘇畑の様子

6月20日の赤紫蘇畑。

背丈40センチ程になってきました。

 

本日はしとしと雨の模様。朝は雨があがっていましたが、11時現在は降っています。

下の写真は、2番目に遅れて植え替えした畑の様子です。

 

今年の赤紫蘇の発送開始は7月になってからになりそうです。

7月上旬は小さめですが、背丈50㎝ほどのものから順に販売開始します。

 

梅が出回っておりますので、赤紫蘇を確保したいお客様からのお問い合わせが増えております。

大原の赤紫蘇収穫の最盛期は、7月中旬から下旬です。その頃には十分在庫がございますので、今しばらくお待ちくださいませ。

梅については、梅酢が上がった状態でそのままお待ちくださいませ。

辻しば漬本舗


2011年6月16日の赤紫蘇畑

2011-06-16 12:52:41 | 赤紫蘇畑の様子

6月16日朝の赤紫蘇。

背丈30センチを超えるものもあります。

せめて60センチくらいになってから、収穫したいと思います。

 

 

赤紫蘇を急がれる皆様へ。

 

梅干しが出回っているので、赤紫蘇枝付きへのお問い合わせが大変増えてきております。

現在生育中なので、申し訳ございませんが、発送開始まで今しばらくお待ちいただいております。

 

梅酢があがっても、土用干しまでは時間があるので、そのまま重しをして、紫蘇が手に入るまで、置いておいてください。大丈夫です。

と、辻しばパートのおばさん達からのアドバイスです。

この辺りではいつもそうしてます。

 

辻しば漬本舗

 

 


2011年6月13日の赤紫蘇畑

2011-06-12 09:42:23 | 赤紫蘇畑の様子

6月13日(日)早朝の赤紫蘇畑

週末は心配された大荒れの模様もなく、程よい湿り気の畑です。

成長の一番早いのが下の写真

当社では、大小面積の違う畑、10個所くらいで紫蘇を栽培しています。

もっと最近苗を移植した畑は次の写真。葉は4枚~8枚くらいです。

大原上野町と戸寺町の高台から紫蘇畑と大原展望。

大きくなったものから順次収穫。

しば漬けの漬け込みに使うもの。

塩揉み紫蘇として保存して、その後の原料とするもの。

赤紫蘇として発送されるもの。

に大別されます。

 

畔に生えてるスギナ。地面を支えてくれるけど、畑に繁殖すると大変です。

 

玄関先のアジサイ。今年は調子いい。たくさんが花が開きそう。

 

辻しば漬本舗

 

 


6月7日午前 赤紫蘇の畑の様子

2011-06-07 12:02:36 | 赤紫蘇畑の様子

1昨日からあまり変わっていません。

間もなく、梅雨の雨が続き、蒸し暑くなるとグングン成長すると思います。

 

 

赤紫蘇購入のお問い合わせが増えています。

最盛期は7月中旬です。

皆様、早く早くとお急ぎになるのですが、最盛期には畑一面にあります。

どうしても、都合で早めに要望される場合は、もちろんお送りできますが、

赤紫蘇の状態がもっとも良好なのは、7月中旬~下旬です。

梅干しの色付けや紫蘇ジュースつくりのタイミングをそこに合わせることをお勧めいたします。

辻しば漬本舗

辻和豊


2011年6月上旬 赤紫蘇の生育報告

2011-06-05 10:07:06 | 赤紫蘇畑の様子

6月5日、最も早い赤紫蘇の状況です。

昨日植え替えしたものをありますので、順次育てています。

 

 

さて、

5月10日から5月31日まで、3週間立川伊勢丹、浦和伊勢丹、松戸伊勢丹と催事出張に出ておりました。

立川店へは、1月を含めると足かけ10年、浦和、松戸は8年目とすべて私が行ってます。

おかげさまで、辻しば漬本舗のお漬物を待っていただいているお客様と出会えるのが楽しみです。

商品だけでなく、お客さんや店員さんに「お兄さん元気だった?」とお声をかけていただけるのは、嬉しい限りです。

今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

久々に大原に帰ってきて、ここ数日は3週間の生活リズムを取り戻すのに精いっぱい。

銀行いったり、子供たちの学校の様子をうかがったり、帳面をみて、催事以外の当社の動きを把握したりと、面倒なことを終え、

本日やっとゆっくりと大原の風景を楽しんでいます。

田んぼの苗飢えも終え、すっかり初夏の大原ですね。三千院前の新緑が美しいです。

 

赤紫蘇の販売へのお問い合わせも例年以上に多いように思います。

私は残念ながら出張のため畑に出ていないのですが・・・

社長をはじめ、熟練の手でしっかりと育てていますので、ご期待くださいませ。

辻しば漬本舗 辻和豊

 

 

 


ただいまの生育状況です。

2007-06-03 06:05:56 | 赤紫蘇畑の様子
 昨年は、若!がヤル気を出して、紫蘇栽培の報告をしてくれていましたが。
 今年はないので・・・
 やっと、紫蘇の話をするような気がします。
 (それが、辻しばブログの本領なわけですが。)

 
 
 画像アップする間がなくて、5日くらい前の写真です。
 背丈30センチほどの大きさです。
 それが、お盆過ぎには、一メートル弱の大木(わずか数ヶ月でこの成長ですからね)になるのですから・・・

 で。
 とってきた紫蘇は、この時期には珍しく「もみ紫蘇」にしていました。
 ???
 この時期には、珍しいです。
 紫蘇があまっているのでしょうか?

 細かい話。
 一粒の種から取れる生産高から考えますと。
 成長著しくなるお盆過ぎの株を収穫するほうが、一番量が取れるわけです。

 苗床に種まきして、少し大きくなってから、畑に植え替え。
 (ちょうど田植えと同じ要領ですね。これが、しんどい作業です。)
 後は、基本的には水遣りと雑草対策の手間だけですから、正直、生えっぱなしにして、大きくしてやるほうが、辻しばとしては、儲けが良いわけです。
 (収穫の手間も同じですしね。まあ、子株のほうが楽ではありますが。)

 なのに、今時分、なぜ「もみ紫蘇」(つまり、塩漬けして保存)しているのか、いまいち意図が分からない妻!なのでした。
 (ふがいないレポートですね。頼りない嫁です・・・)
 きっと、おじいちゃんには何らかの意図があって、収穫されたはずですが・・・
 
 本当は、この日、工場はお休みのはずでしたが。
 おじいちゃんが紫蘇を取ってきたため、予定変更。
 従業員さんに来てもらって、「もみ紫蘇」作業をしていただきました。

 まあ、でも。
 とても贅沢な「もみ紫蘇」かも。
 子牛の・・・、とか、子羊の・・・とか。
 雑味がなくて、柔らかい?
 紫蘇でも、そうなのでしょうか?
 
 今時分の紫蘇と、お盆過ぎの大木の紫蘇。
 しば漬や紫蘇ジュースを作った場合、どちらが美味しく、また、栄養価が高いのはどちらでしょうね?
 かつて、比較を行ったことはありませんが・・・
 面白い結果がでそうですよね。
 
 見た目が良いのは、今時分の紫蘇ですが。
 意外にも、味のいいのはお盆過ぎの紫蘇かもしれません。
 (ただ、見た目が悪いです・・・)
 何と言っても、日光をたくさん浴びてますから。
 (と言って、お盆過ぎの紫蘇をオススメする意図もないんですけどね。)
 どちらでしょうか?

 比較検討。
 たぶん。
 今時分の紫蘇を、計画的に収穫するとなると、必ずブーイングが起こりますので。
 (休みたい時期に仕事が増えるのと、若紫蘇がもったいないから・・・)
 きっと、実現することはないでしょう。
 (後ろ向きだ・・・)

 でも、今後お金をかけて、栄養成分比較等、理系的な研究ができる体制になれば、ぜひ行ってみたい懸案ではありますね。
 (他所の大手にさき越されそう・・・、されてる?)

 さて、妻!のひとりよがりなレポートのお口直しに。
 


 おじいちゃん、今季一番の農作物。
 ほうれん草が収穫の時期です。
 おじいちゃんの畑作は、きわめて評判悪いのですが。
 (種蒔くだけで世話しない、生えっぱなし、雑っぽい、あ、私が言ってるのじゃないですよ、一般評です。)
 
 えらく評判の良いほうれん草。
 市販の味の無い野菜と違って。
 味が濃くて、甘味があります。(本当に美味しい。)
 「こんな良いものなら、どんどん作って!」
 と、評判上々です。

 ただ。
 種まきの量も半端でないので。(多分、性格だと思いますが・・・)
 食べるのが忙しい!
 (獲れる時期は一緒、だんだん長けてきました。)
 
 まあ。
 老若男女、ほうれん草好きの我が家。
 せっせと食べてます。
 (しなびたら、価値下がりますからね~、ほんと忙しい!)

 さて。
 次は、昨日、小学校の敷地で撮った写真です。



 なんの花か、わかりますか?
 お家にある方なら、一目瞭然ですよね。

 キュウイの花です。
 ん十年前には、珍しい南国の一フルーツに過ぎなかったキュウイですが。
 いまや、国民的果物?というくらい、家庭での栽培が盛んになりましたね。

 あちこち、ミツバチが受粉作業をしておりました。
 
 確か、大原にも養蜂をされてるところがあるんですよね。
 (よく知りませんが。)
 そのせいか、ここらはミツバチらしき蜂が多いような気がします。

 私、ついこないだ知ったのですが。
 リンゴ栽培などでよくある、人工受粉の作業。
 (耳掻きの先っちょのふわふわみたいなんで、花粉をちょこちょこする作業です。)
 あれをすると、結実した時の、実の形が良くなるそうです。
 つまり、リンゴならまん丸になる、というわけです。

 これを知ったのは、イチゴ栽培のページを見ているとき・・・
 案の定、今年の妻!栽培のイチゴは、でこぼこばかりでした。
 (受粉作業、虫が来ているから、しなくても良いのだと思っていました。)

 反省!

 イチゴ栽培。
 いつも、他所様から頂く、家庭菜園のイチゴは大きいのですが。
 なぜに、私のイチゴは小さくて、でこぼこばかりなのでしょう。
 (でこぼこの件は、解決しましたが。)
 今年は、土にも気を使ったつもりでしたが。
 それでも、追肥のタイミングが遅かったのかもしれませんね。
 
 リベンジは、ゴーヤで・・・頑張ります!

赤紫蘇? 青紫蘇?

2006-09-14 14:00:07 | 赤紫蘇畑の様子


 昨日、おじいちゃんが、畑からこんな珍しい葉っぱを持って帰ってくれました。
 おじいちゃんが大事そうに持っているところをみると、やっぱり珍しいことみたいですね。
 しそ作り、ん?十年のおじいちゃんでさえ、この反応ですから・・・

 「とりあえず、写真撮っときましょうか?」
 「ん。そうやな。」

 こういうの、新聞社に電話したら、翌日朝刊とかに載ったりするんでしょうかね。
 (地域版・ほのぼのニュースね。)

紫蘇ジュース作りました!!

2006-07-23 16:46:36 | 赤紫蘇畑の様子
そんなわけで、紫蘇ジュース今年も作りました。

材料です。水2リットル。赤紫蘇100g、青紫蘇200g、砂糖1kg、クエン酸25g
青紫蘇多めで作りました



鍋で水を沸騰させます。鍋はこれくらい大きいと作りやすいですね。



紫蘇の葉を入れます。溢れるほどですが、すぐに縮んで浸ります。



10分ほ煮ました。紫蘇の葉は捨てます。



砂糖を溶かします。



クエン酸を溶かします。この時点では、ドス黒い濁った液です。こんなん飲めんのか?



瞬時にきれいな紫色に変化します。この瞬間がいつも楽しい。魔法みたいですね



完成した紫蘇ジュースです。空いてたビンに詰めて保存。


とてもきれいな色です。小生は焼酎割りにして飲みます。残念ながら非売品です。
ぜひ辻しばの紫蘇で作ってみてください。辻しば漬本舗

赤紫蘇の販売始めました

2006-06-26 11:05:16 | 赤紫蘇畑の様子
出張帰りでクタクタの、久々に若主人のブログです。
地方をドサ回りしている間にすっかり京都は梅雨入りしましたね。三千院の紫陽花がきれいに咲いているようです。

辻しばの紫蘇植えもすっかり終わり、雨の恵みを受けて生育順調です。ここ数年は、あまり紫蘇植えの作業を手伝っていないなぁ。

さて、梅が出回り始めたこの頃。紫蘇がほしいとのお問い合わせを、ちらほら聞いておりました。お待たせしました。販売始めました。早速この日曜日には、京都市内近辺の皆様に300本くらい販売しました。香りの良いチリメン紫蘇です。

紫蘇の量の目安ですが、紫蘇を枝つきで販売しております。紫蘇の枝1本から、約100g前後の紫蘇の葉を得ることができます。

梅の原料に対して、約2割程度の紫蘇の葉があればよいと思います。
当店では梅5キロに対して紫蘇の枝10本を目安としております
少し紫蘇が多い目かと思いますが、足りないよりは良いでしょう。


当店でも毎年100kg程梅干を漬けます。

今週仕入れた和歌山の南高梅です。
後日のブログでは、梅干のつけ方、紫蘇ジュースの作り方も簡単に述べたいと思います。でわ。

朝から紫蘇植えです

2006-05-16 14:38:13 | 赤紫蘇畑の様子
 朝から、あいにくの雨。曇りって言ってたのに・・・ 今日は、工場の皆さんで紫蘇の苗を植えに行く予定にしていました。この雨、やむのかやまんのか、朝一番からてんやわんやしていました。だけど、妻!が、一通りの家事を終えてから工場にいくと、中は空だったので、皆さん、畑に行ったみたいです。小雨・・・ 

 妻!も昔は苗植えを手伝っていましたが、子供ができてからは、もっぱら店番です。最後にしたのは、長男を妊娠して間もないとき。まだ病院にいくことも思いつかず、この体調不良は一体何なんだろう?と、もんもんとしていました。 ですから、苗植えというと、体がしんどかったのを思い出します。
 つわりというより、その前の体調変化で、どちらかというと、心の不調なのです。朝から何もする気が起きない、とてつもなく気だるい。 気分転換に畑に行ってこよう、としたら、めまいで余計にしんどい・・・ ま、当たり前ですよね。妊娠しているわけだから。きっと、ホルモンバランスが変わってきてたんでしょうね。

 話はそれましたが、この紫蘇の苗植えの作業、それ自体は簡単なものなんですが、だだ広い土地に膨大な量を植えるわけで、しかも単純作業! ずっとやっていると嫌になってくるんです。 腰は痛くなるし・・・ 自分はここで子守りで、皆さんにやってもらうのは申し訳ないですね。はい。
 と、言うことで、午前中に紫蘇の苗を植えてもらいました。あとは、1反するかしないか、だそうです。これから毎日、雨のない日は、水やりです。ザーッと上から水がまけたら楽なんですけど、苗の根が定着するまでは、一つ一つ撫でるように優しく水やりしなければいけません。根気のいる作業です
 暴露しますが、私なんて、早く帰りたいばっかりで、このなかなか終わらない作業は泣きそうでした。はい。かっこ悪。 ですから、こんな作業をしておられる農家の皆さんには、頭があがりません。せめて、台所では野菜ものは端まで使おう、腐らせないようにしようと思っています。



紫蘇作り 芽が出ました

2006-03-13 17:10:00 | 赤紫蘇畑の様子
本日は!!なんと雪が降ってます。先月末に蒔いた紫蘇の様子を撮影しました。ハウスの中で順調に芽が出てきてます。どれだか分かります?すごく小さい。濃い緑の丸みを帯びた双葉が紫蘇の芽です。紛らわしいのもありますが、良く見ると分かります。紫蘇作りはここからが大変。紫蘇と同じように、当然他の草花も育ちます。これら雑草の除去をしていかなければなりません。もちろん手作業。時間と手間暇、根気のいる作業です。素人がやると、どれが紫蘇かわからず、間違えて抜いてしまうこともしばしば。

貴重な紫蘇の種

2006-03-01 11:07:36 | 赤紫蘇畑の様子
大原の紫蘇の種は基本的に売ってません。毎年自分たちで、種取り用の紫蘇を残して確保します。うちは会社としては創業40年程ですが、紫蘇はもっともっと昔から大原の里人によって受け継がれてきたんだ。伝統というのは、あえて行政機関などが主導で人為的に保存するのではなく、本来絶え間ない日常の繰り返しの中で、生活のために努力していることの延長線上にあるのでしょうね。まあ、有形のものは、劣化するから守ってやらんとダメですけど。
写真は紫蘇の種です。大きさは2ミリくらいかな。小さいのでとにかくいっぱい蒔いて芽を出して間引きです。