本日2月12日は、北野天満宮に行ってきました。
もうすぐ梅花祭、梅苑が公開されていて、多くの方で賑わっていました。
梅の開花状況と言えば・・・
満開のものから2分咲くらいのものまであります。
ひときわ大人気の、手水舎の横の牛さんでした。
梅の満開。
満開ですけど、昨日今日の晴天で一気に開花したのか、枯れた花はほとんどなく、本当に美しい梅でした。
私は梅が好きです。
好きな花は?と聞かれても「梅」と答えます。
なぜなら…
冬の、何もない所から、一番に咲くから…
枯れ枝ばかりのところから、ぱっと花が咲いて、あの何とも甘い香りが一面に漂います。
あの香りをかぐと、なぜか幼少時通っていた保育所を思い出します。
なんででしょう。
もう30年以上前のことなので思い出せません。
ですけど、やはり保育所の香りなのです。もやもやするな~
三光門
檜皮葺だと思いますが、素晴らしい屋根ですね。
水を吸うとどのくらいの重さになるのでしょう。(意外と軽い?)
よく支えてられるなと思います。
桃山時代の建築様式、重要文化財。
三光門手前のまだらな石の牛さん↑ と 梅↓
受験シーズン、もっとも天神さんが賑わうとき?
梅もにぎにぎしく咲き誇ります。
国宝 拝殿
参拝の行列が出来てるかと思いましたが、平日は参拝しやすい!
アジア系観光客の方がおのおの好きなポーズで写真撮影をしてはります。
次男の好きな破風(ひげみたいな屋根)も立派です。
言わずと知れた全国の天満宮の総本社です。
神社の建築様式に疎く、あまり興味のわかない私でもテンションが上がります。
さて。
今日は、長男の受験日第二弾。
どうしても意識してしまった、合格祈願。
10分ほどで効いてくる祈願であれば是非したい(あまり茶化すといけませんが)
いやいや、実力で勝負したのだから・・・
今後三年間学業成就できますように、と祈りました。
受験後の抜け殻症候群の方が心配ですから。
さて。
本日のメインイベント。
梅苑と同時公開の御土居を見に行きました。
秀吉時代の遺構です。
中世ヨーロッパの要塞都市のように、聚楽第を中心とした京都の町の周りを土塁で囲っていました。
その土塁を御土居と呼びます。
御土居の内側が洛中、外側が洛外だったそうです。
現在も、西側部分の御土居は結構残っているので、探してみると面白いですよ。
不自然な坂道などが、御土居の跡だったりします。
↑ 御土居から見た天満宮拝殿 つまりは、こちらが洛中
↓ 御土居から見た紙屋川(天神川) こちらが洛外です
川の周りの枯れ木は紅葉だそうで・・・
春からの青紅葉に秋の紅葉が美しいそうです。
いつからここにあるのか、梅の木も立派です。
大きい!
さて、洛中の方に戻って、梅苑を散策しました。
春爛漫です!
お茶菓子も頂きました。
麩せんべいと梅昆布茶
自分で湯飲みに入れてポットのお湯を注ぐという合理的システム。
濃さの調節ができるし、気を使わないから良いですよ。
今日はぽかぽか陽気でしたので、外でも温かくお茶を頂けました。
さて、天満宮の行き帰りで・・・
すごく気になるものが!
こちらの小さな社に生えている柑橘系。
キンカンかと思ったら、みかんみたい。
小さい鏡餅の上に飾る葉ミカンみたい。
ほんとにキンカンと間違えるくらい小さいんです。
どなたかご存知の方いらっしゃったら教えてください!
気になります。