kebaneco日記

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オリンピックのために汗はかきません!

2011年07月17日 | 折々の話題
2020年の夏のオリンピックはアジアでは難しいとわかっているのに、立候補した東京。ってか、石原のじ~さん。

右手に升酒、左手をズボンのポケットに「多くを語りません! オリンピック招致という戦いに挑む以上は、勝たなかったら意味がない!」。強い口調で言い放つと、招致活動の最前線に立つJOCに猛ゲキ。「東京は汗かいて血みどろになって(招致活動の)金もつくるし、(五輪の)施設も造るから、JOCは血みどろになって汗流して、戦ってこい!」と、まくしたてた。スポーツ報知から

のだそうである。相変わらず根拠もなく尊大なお方じゃ。しかもついこないだ「つましくせにゃならん」って言ったばっかりじゃないのか?そっか、都民国民がつましい生活して、オリンピック招致のための金を作れってか(笑)?バカも休み休み言ってほしいものだし、もういい加減休んでほしいとも思っている。この写真には写ってないけど森元首相とか麻生元首相とかロゲ会長とかが集まってたイベントでの上記の発言だったらしい。招致を叫んでる人達が、棺桶に片足突っ込んだような人ばかりであることは特筆に値するのだけど、表に出る人達は自分の名誉のために「勝利」が欲しい、が、陰で動いている広告代理店などは勝利が欲しい人に「もっとお金を使えば」と助言してさらにお金を出させるものの、勝利しなくてもなんのおとがめもなし。壮大な利権構造、膨大な無駄遣いである。

「東京」を「都知事」に置き換えて、自分が汗かいて血みどろになって金も作り施設も造る(ポケットマネーで)つもりなら、あたしはなにも文句は言わない。が、このじ~さんは、国民や都民が汗かいたり血みどろになってつくったお金で、自分とその取り巻きだけが美味しい思いしてるだけなので、絶対反対である。しかも3月11日以降の国民の心理状態の変化を感じ取ってないのだろうか?電気料金などの生活の基礎的コストが上がる、税金も上がる、そういう環境であえてオリンピックってど~よ、と思っている国民は少なくないはず。建設事業で潤うはずの人たちだって、復興需要にオリンピック需要が加わったひにゃぁ人手不足で逆にコスト増になりお困りになるのでは(苦笑)?

あたしはそんなお金があったら、少なくとも女子サッカーの日本代表に選ばれるようなレベルの選手だけでも、バイトしたり生活費のことを考えないでサッカーに打ち込める環境を与えてあげたい。あるいは学校の運動場をアスファルトから芝生にしてほしい。そうするだけでも、温暖化対策になるだろうし、転んでも怪我が軽いだろう。お金は、お金に群がる元首相(森とか麻生とか)などの「終わった」人のためにではなく「汗かいたり血みどろに頑張ってる人」のために使ってほしい。

も~、だれかはっきり言ってやってくれよ、「これからがある」人はオリンピック招致にNOだって。あたしゃオリンピックのために汗かいたり血みどろになって金つくるなんて、死んでもイヤざんす。

写真は毎日新聞から

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