谷亮子選手、リオで開催された柔道世界選手権で「ママでも金」達成。産休から復帰第一戦となった春の日本選抜体重別では優勝できなかったけど、世界柔道の出場権を「実績」を買われて手にした。それこそ「絶対に負けられない」状態だったと思うけど、凄いわこの方。北京でオリンピック3連覇しちゃいそうな気がしてきた(笑)
それにしても「誤審」という文字が躍った今回の大会だったけど、週末のテレビなんか見てると国際試合では近年「ワザを掛けられて形勢不利になっても粘って一番最後にワザをかけた人を勝者とする」傾向があったという。それに対応しきれていなくてワザをかけ勝利を確信したときに、ワザを掛けられた選手と一緒にばったり倒れるクセのある日本選手がいて、「自分が掛けた技だったのにどうして相手方が勝つのか?」という状況が生じたらしい。どうして傾向と対策という普通のスポーツなら当たり前のことが徹底できてなかったのか?
日本に住んでいるとわからないかもしれないけど、国によっては日本より空手とか柔道が盛んな国が存在する。もっとも有名なのはフランスだ。発祥地の日本では柔道の「道」に重きを置くけど、これが一旦ジュードーという音の横文字表記になると、「道」が求める精神性は加速的に薄まる。要は国境を越えて受け入れられた時点で「柔道」は「ジュードー」になるのであり、海外での競技人口が増えればカラー畳やカラー柔道着などいろんなルールが新たに作られたように、審判員も国際化が進むわけで彼らがなにを重視するかも変わっていくことは当然だ。それを「日本が柔道の母国だから日本が正しい」という態度では今回みたいなことにもなるし、議決権を持つ理事が誰一人国際柔道委員会(だっけ?)に送り込めない状況になるわけだ。
発祥の地である自負やプライドは、自分たちが慣れ親しんだやり方を他者に押し付ける&自分たちのやり方以外のやり方を認めない、っていうの以外の形で表現して欲しいと思った。審判のジャッジに従わない態度や、観客席から関係者が飛び降りていって抗議したりするのは、ひょっとして柔道の美学とは相容れないものではないのかしらん?と思ったkebaでした。
そういうニュース映像に違和感を感じていた今回の世界柔道だけど、最終日の金メダルラッシュですっきり。それにしても、田村で金、谷でも金、そしてママでも金、すごいです
写真は読売新聞のネットニュースから拝借しておる
それにしても「誤審」という文字が躍った今回の大会だったけど、週末のテレビなんか見てると国際試合では近年「ワザを掛けられて形勢不利になっても粘って一番最後にワザをかけた人を勝者とする」傾向があったという。それに対応しきれていなくてワザをかけ勝利を確信したときに、ワザを掛けられた選手と一緒にばったり倒れるクセのある日本選手がいて、「自分が掛けた技だったのにどうして相手方が勝つのか?」という状況が生じたらしい。どうして傾向と対策という普通のスポーツなら当たり前のことが徹底できてなかったのか?
日本に住んでいるとわからないかもしれないけど、国によっては日本より空手とか柔道が盛んな国が存在する。もっとも有名なのはフランスだ。発祥地の日本では柔道の「道」に重きを置くけど、これが一旦ジュードーという音の横文字表記になると、「道」が求める精神性は加速的に薄まる。要は国境を越えて受け入れられた時点で「柔道」は「ジュードー」になるのであり、海外での競技人口が増えればカラー畳やカラー柔道着などいろんなルールが新たに作られたように、審判員も国際化が進むわけで彼らがなにを重視するかも変わっていくことは当然だ。それを「日本が柔道の母国だから日本が正しい」という態度では今回みたいなことにもなるし、議決権を持つ理事が誰一人国際柔道委員会(だっけ?)に送り込めない状況になるわけだ。
発祥の地である自負やプライドは、自分たちが慣れ親しんだやり方を他者に押し付ける&自分たちのやり方以外のやり方を認めない、っていうの以外の形で表現して欲しいと思った。審判のジャッジに従わない態度や、観客席から関係者が飛び降りていって抗議したりするのは、ひょっとして柔道の美学とは相容れないものではないのかしらん?と思ったkebaでした。
そういうニュース映像に違和感を感じていた今回の世界柔道だけど、最終日の金メダルラッシュですっきり。それにしても、田村で金、谷でも金、そしてママでも金、すごいです
写真は読売新聞のネットニュースから拝借しておる
昨日は旦那様もホームランでしたね(^_-)-☆
>発祥の地である自負やプライドは、自分たちが慣れ親しんだやり方を他者に押し付ける&自分たちのやり方以外のやり方を認めない、っていうの以外の形で表現して欲しいと思った
そうですよね。講道館だったら。。。だなんてコメントは聞いてもしようがない。
サッカー発祥の国でもこんな思いをしたのでしょうか?
そんな事はないように思えます。
何せ紳士の国ですから~~
サッカーのほうはフーリガンの最大の輸出国(笑)なので紳士の国らしい対応かどうかはよくわかんないけど・・・
同じくイギリス発祥のクリケット、もともとは1試合5日間(!)みたいな、マジで暇人のスポーツだったらしいのですが、国際化に伴って一日で終わるように短縮されたと記憶しています。
相手があって初めて成立するのがたいていのスポーツなので、あまり「元祖」とか「本家」だけを主張してもね~~
私がオリンピックとかを見ていて悲しく思っていたのは、
銀メダルに終わった日本選手がふてくされて、
金メダリストへの祝福をしない光景がよく見られること。
金以外はメダルではないという考え方が日本柔道界全体にあるとするならば、それって驕りだし、見ていてほんと美しくないですよね。
ヨーロッパの選手って、ちゃんとチャンピオンを讃えるじゃないですか。
よく「求道」というけれど、あれって何を追い求めているんでしょう。勝ち負けを超えたところにある何かなんだろうと推測するのですが、どうもそうじゃないみたい。ラグビーのオフサイドの精神とか欧州のスポーツマンシップの考え方のほうが、よっぽど本来の「武道」の精神に近いのではないんですかねえ。
じつは、ヤワラちゃんも田村時代に1回あったんですよ。彼女には今後も勝ち続けてほしいけど、負けることがあるかもしれない。その時はちゃんと勝者を讃えてほしい。美しい敗者であれ。人間的に大きく成長した彼女ならそれができると信じています。
いや~、熱いっすね(笑)
世界選手権に出場できてる自分って凄い!とか銅メダルすごい!とか思えないことが不幸だと思う。
確かに周囲環境がその人を競技一筋に専念できるようなものすごいサポート体制になってるわけだから、結果を出さなきゃっていうプレッシャーは常にあるとは思う。でも、なにが何でも頂点じゃなきゃ!っていう考えが、「参りましたっ!!」っていう気持ちがもてなくしてるのかな~、あまりかっこよくないな~とは思ってます。
勝者をたたえる敗者って決して惨めじゃないもんね。
掛けられたワザをかわすときに逆立ちみたいになってたの、三回も。体操選手みたいで大爆笑。思い出しても笑える。みょ~な笑いのツボにはまってしまってます。
柔道、見る資格ないかもしれない(笑)