kebaneco日記

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あと36時間を切りました

2012年12月30日 | 折々の話題
今年もあと一日と半分を切った。今日は久しぶりにネイルサロンに行き、夏のけがで爪の脱皮して以来「ちゃんと手入れせねば」と気になっていた思いを実行に移した、そしてその後美容院にも行ってさっぱり。大掃除も済んでるし、元旦にそでを通す新しい下着類やタオル類もそろえて洗濯してあるし、正月っ、来るなら来いっ!状態(威嚇してどういう意味があるのか不明・・・)。

両親の生活に大きな変化があった2012年の、今日12月30日東京は小雨。街全体を雨で洗い流して、大掃除の仕上げをしてくれているように感じる。今年は本当にいろいろあった。楽しいことも、悲しいことも、心躍ることも、切なくなることも、そうこなくっちゃと思うことも、どう考えても納得いかないことも。それを全部ひっくるめても、やっぱりいい年だったなぁと、昨日ふと思ったばかり。

昨日は、2012年の主要実績をまとめていた。あたしはフリーランスで仕事をしているので、付き合いのあるエージェント(=仕事紹介してくれる会社)がほかの多くの同業者の中から自分を選んでくれるよう、過去数年の主要な実績をまとめた書類を定期的に提出している。官公庁を含む入札案件では経験者または相当の実績保有者、というのが応札条件なので、自分がきちんとした実績を積んでいることを応札する企業であるエージェントが理解して、メンバーに選んでくれるっていう状況になっていることが必要。

すべての同業者が似たような書類を作成しているので、提出そのものは何の差別化要因にもならない。それゆえ、同じ「実績」という事実も、光の当て方によって見え方が違うということを無視して実績書を作ってはならないのである。「この種の仕事は今後もやりたいなぁ」という分野は、経歴を多めにリストに盛り込み、「これはもう卒業だぁ~」の分野は重要なものだけにとどめる、というふうにして、今後減らしたい種類の仕事に比べて、今後増やしたい種類の仕事をたくさん経験しているように相対量を調整するのである。しかも、入札案件で「該当実績」とカウントされえるような仕事を外さないように注意せねばならない。今回はうまくいったかなぁ~

とはいえ、いきなり調整後の案件だけをリストに記録しているわけではなく、「主要」という基準はクリアしてそうな案件を、その分野にこだわらず全部スプレッドシートに記載し、それを「生データ」として保存し、そこからピックアップするのだけど。

必要に迫られて作成する書類ではあるものの、昨年一年を仕事という切り口で振り返り過去数年間と比較することで、自分が望む方向に進んでいるかどうかを確認できる。増やしたかった分野は増えているか、誰もがやりたいと思っている仕事を依頼してもらえたか、不必要な偏りがないか、などをチェックする。そして、その時に感じたことをコメントとして手帳にメモっておく。それは来年打診されて受注するかどうか迷った際の指針として活躍する。

同じ「過去を振り返る」作業でも、後ろ向きであたしが大っ嫌いな帳簿関係作業とは大違いの、前向きかつ重要な作業だ。作業が終了したら、主要なエージェントに来年もどうぞよろしく、というメッセージとともに送付して完了。と、ここまで来てなぁ~んかこんなこと以前に書いたような気がしてきた。探してみると(約7年前)にも似たようなエントリーがあることが発覚。仕事する人として実績は積んだかもしれないけど、あたしという人間はどうやら進歩していないような、退化すら疑われる状態(苦笑)。

ただ、来年も頑張ろう、楽しそうに仕事する人であろうと思えてくるから不思議。きっとやっぱり仕事面でも「いい年」だったということだね。写真は一昨日、ベランダで日向ぼっこする猫たち。彼らも今年はいい年だったと思ってくれているだろうか。

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2 コメント

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フリーで (まろ)
2012-12-30 19:09:11
なさる仕事は、大変だけどやりがいがありそうですね。なにより、>来年も頑張ろう、楽しそうに仕事する人であろうと思えるということがすばらしいです。
日本人てなにか、遠慮というか自己主張をしない人がいますが、だんだん外国みたいに前に出ていく姿勢が出てきてとてもいいことだと思います。
今年も勉強になったり猫で和んだり、楽しかったです。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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まろさま (keba)
2012-12-30 21:57:54
自己主張をしないというのは、
たぶん、同意してもらえないと自分をも否定されたと思ってしまうカルチャーのせいでしょうね。
「意見が違っても人間としては一目置かれる」もアリだとわかれば
っていうか、小さいころからそういう環境で育ててあげれば
もっと面白い発想が日の目を見るのでは?と思います。

とはいえ、自分の権利だけ主張し、痛みだけ声高に言い募るのは、
一目置かれるどころか見下されるだけだってことも教えねばならないですが。

はてさて、来年の日本はどうなるんでしょうね、
どうぞよろしくお願いいたします。
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