日本の郵便制度大丈夫？

主人が4月に新潟県に住む受取人に送った郵便物が届かず、5月上旬に最寄の郵便局を通じて不着の調査を依頼した。その結果7月11日付けの回答が昨日7月21日に我が家に配達された。差出人は東京都港区麻布台の郵政公社東京支社郵便事業部品質管理課調査係。

なぜに麻布台から同じ都内の我が家に届くのに10日もかかってるの？

問題の内容だけど、調査にも係らず郵便物を発見できず。よって不着原因を明らかにできなかった。客から預かった大切な郵便物を安全・正確にお届けできずご迷惑をかけ申し訳ない。今後とも安心して郵便を利用してもらえるよう事故の防止に努力するので寛容くれというものだった。

弁償は？主人はクロアチア土産を知り合いに送ったんですけど。もう一度クロアチアに行って買ってこない限り同じものは手に入らないんですけど。誤配で隣家が「もらっちゃった」にしても配達員が「自分のものにした」としても、窃盗事件じゃないの？配達員が「配るの面倒だから捨てた」ってこともありえるし、それはそれで職務放棄で事件だよね。ま、それは調べられなかったんだから立証されないけど。でも「どうぞご寛容ください」の一言で済まされるような「軽い扱い」でいいのだろうか？

郵便サービスは前払いなんだからそのサービスが提供できなかったら少なくとも郵便料金だけでも返却すべきじゃないの？それともそういう「保険」が欲しければ書留郵便で出せってこと？

しかも「調査係」というポジションは記載があっても名前もサインもない。プリントアウトされた無味乾燥なA4の再生紙に右上のハンコだけ。結局郵政公社という隠れ蓑を使って誰も責任を取らないってことだよね。ご容赦をお願いする書簡に署名がないのって、失礼極まりないと思わないのかな？便箋でもレター専用の用紙でもないわら半紙みたいな再生紙の「コピー用紙」に印刷したお手紙に名前もサインもしないのなら出さないほうがまだマシ。

問題起こした会社が事後対応がまずくてイメージ悪くしたケース、最近あとを絶たない。競争なき民営化の弊害ってこんな感じ？郵政公社しか信書の配達しないからつぶれないと思ってない？

今後は郵政公社の不平等条件下での競争でがんばってるクロネコにお願いしようと心に誓ったkebanecoであった。