重要な判断

ケバさんにシモベの注目があつまり、ちょびっとトホホな気分のマロさんのお姿です。

ところで・・・

経済産業省の北畑隆生事務次官が、先月の所管の財団法人主催の講演会でデイトレーダーについて「ばかで強欲で浮気で無責任で脅す人」「競輪場か競馬場に行っていた人が手数料が下がったので、パソコンを使って証券市場に来た」などと発言していたらしい。それから投資ファンドに対しても「いい株主と悪い株主に分かれてきた」などと発言をしたそうな。でもって「会社の重要な議決権を与える必要はない」からデイトレーダー向けとして「無議決権株式」の上場したらいいと主張したらしい。もしも～し、デイトレーダーはそもそも議決権行使なんてハナから考えてないんじゃないでしょうか～？と思ったkebaです。

で、その後こういう発言をしましたよねと指摘されいろんな人から抗議されたのを受けて、「会員だけの講演会と勘違いしていた。難しい話なので、聴衆の関心を引くためにおもしろおかしく発言してしまった。不適切な部分だけ引用され、つらい思いをしている」なんだと。上から目線は崩さずして被害者気取り。こ～ゆ～人に国の経済政策という「重要な議決権」を取られてしまっているこっちこそが被害者だと思うkebaです。

政治家が出てくるテレビ番組なんかで野党議員に何か言われると「対案示せ」とかいう自民党議員に、「あんたらのせいで日本がこんなに悲惨になったんだから、そんな偉そうなこと言える身分なのか～！」と思うのじゃ。「対案示せ」を水戸黄門の印籠のように使う与党議員のいやらしさに辟易しているkebaです。一枚岩じゃない民主に対して「政権をとる政党として信用できない」みたいなこと言うくせに、自民内部での意見の不一致は「内部にいろんな意見があるのが自民のいいところ」とかダブルスタンダードだし、そもそも自民党じゃないとなにもできいないってすごい妄想だと思う。まぁ、民主がいろいろと情けないのは認めますが。

いずれにせよ、中央政府の官僚とか政権与党の国会議員とかにゴロゴロ存在する重要な判断を任せるに値しない人たち。飴と鞭作戦で艦載機移転を迫るそういう人たちに対して、「それでいいのか？」と市民に問い続けたけれど三度目の正直を果たせなかった井原前岩国市長。国とのギクシャクした関係に疲れた市民の判断をあざ笑うかのように起きる沖縄駐留海兵隊員の少女暴行事件。

マロさんのこの姿勢は、ひょっとして実は「あ～あ」って言ってるのかしらん？