マロは満足

主人の膝の上で満足げなマロさんです。

満足な理由はもう一つ。他候補の批判をした猪瀬都知事。アホ発言を批判され、コメントなしだとか、真意が正しく伝わっていないとか言ってたけど、とうとう撤回すると口にした。が、撤回と言いながらも、イスタンブールについて質問を受けたので答えなくてはならないと思ったとか、インタビューの98％は東京のアピールだったが、最後の雑談がクローズアップされたのが残念だったとか往生際の悪いこと。撤回に至るまでの過程もそうだけど、とにかく他人の文化や伝統を根拠もなく批判するなんて最低だ、文化的宗教的違いを受け入れられるからこそ座れる組織のトップの座、そこに座る器じゃないってこと露呈した。あたしはそっちのほうが満足かな。

トルコは世界でも数少ない親日国なのに、難破したエルトゥールル号の乗組員を助けた19世紀から仲良しなのに、彼らの気分を害することをするなんて、これじゃぁ立候補なんて百害あって一利なしどころか、今までの友好の歴史を台無しにする、激烈な逆効果じゃないか（って、あたしは最初から一度も東京招致を支持したことないけど）。おまけにあれだけ言いたい放題の暴言・妄言を吐いていながら、「これでおしまいにしたい」。それ、あなたが言っていいことじゃないと思うんですけど。

わが一族としては、これを機に都民税を使っての招致運動を辞退ってことになればさらに満足、ってことかな。招致に多額の血税を使うくらいなら、例えば待機児童ゼロのために使ったほうがよっぽど「子供たちのため」になると思うし、これ以上恥の上塗りしなくて済む。これ以上、あたしのおさめた税金使って、都民ひいては日本国民の名誉を傷つけることはよしてほしい。