kebaneco日記

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負けたのはだれ?

2007年08月07日 | 折々の話題
スティールパートナーズに経営権を握られることを阻止するためにブルドックソースが導入した買収防衛策、この差し止めを求めた裁判で最高裁判所の決定が出た。スティール側の「株主平等原則違反やないの!」に対して「他の株主が’あんたが嫌い’とゆ~とるから差別されてもしょ~がない!」という判断らしい。

株主総会で約84%の賛成が得られたことをして「ほとんどの既存株主が、スティールによる経営支配権の取得が株主共同の利益を害することになると判断したものといえる」と認定したわけ。スティールに割り当てられる新株予約権には新株が交付されないことについては、23億円が現金で支払われるので「手切れ金もろとるし、問題あらしまへん」ってことらしい。

ふ~ん、そ~ゆ~もんなんだ・・・

でもね、今日さぁ、ブルドックソースって~、新株予約権の償却損とか財務アドバイザーやら弁護士への報酬なんかの一連の買収防衛策関連費用支払のために、2008年3月通期の当期純損益予想を9億8000万円の赤字(当初の予想は5億円の黒字)に下方修正すると発表したんだよね~~。おかげで株価も前日比37円安。

84%の株主が「売らしまへん」ってゆ~てるから導入の必要性すら疑問視されるのに、かたくなに買収防衛策を導入するって言い張る現経営陣のせいで「株主共同の利益」が損なわれたようにしか見えないkebaの目っておかしいのかな?あたしが株主だったら怒るな。

誰がお手上げなんざましょ?

写真は特派員が撮ったもの。撮影直後に「一緒にとりましょうか?」と話しかけられたらしい。そ~か、うちの主人は「ゴジラとツーショットとってもらったら喜ぶ中年のおっさん」に見えるのか(笑)

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