アメリカ人と会話していて困ること

仕事でアメリカ人と一緒だととにかく度量衡で苦労する。タダでさえ$1=100円じゃぁなくなちゃってるんだから面倒なのに・・・

昨日オランダ経由で日本についたばかりで今日から東京で仕事だよというアメリカ人と話をしていて、今日は何度くらいになるの？と聞かれ「きたよ・・・」と思った。すっご～～～く大雑把にいえば華氏８２度＝摂氏２８度なので、「75度くらいじゃないの～」という超曖昧B型にしかできない離れ業を演じて切り抜けた。

で、仕事も無事終わり帰宅したkebaにメールが届いていた。先日シャネルの街灯支柱の件で「ロンドンの事情を聞くならこの人しかいない！」と目をつけた1ヶ月前からニューヨークに移り住んだもとロンドン在住の日本人のバンカー（NY在住の黒ヤギさんってことにしておきましょう、事情はおいおい）に「意味ご存知だったら是非教えてくださいな」とメールしておいた。

その返事が届いていたのだ。曰く「以前調べたけどわかんなかった。kebaさんの執念には脱帽（シャポーを脱ぐー反対語はポシャル）です」（keba注：ちょっとさむ・・・）。でその代わりにと、彼がニューヨークに移り住んで抱いた疑問について調べ物をし発見した、ありがたいお答えを２つも気前良く分けていただいた。ご褒美なのじゃ。ここではそのうち1つをご紹介。


華氏はどうやって決めたかです。因みに華氏を摂氏に変えるのは３２度引いて２で割って１０％増しにすれば暗算できます。ファレンファイトというドイツの学者が自分の生活の中で体感した一番寒かった温度を０度とし一番高かった温度を１００度に設定しただけの事と判明しました。因みにファレンファイトを中国語で書くと「華倫海特」、同じく学者のセルシウスは「摂爾修」と書くのでその最初の文字を取って華氏、摂氏としたそうです。


にゃ～るほどぉ。しかし「水が凍る温度」とか「水が沸騰する温度」とかいうのじゃない「私の体感温度」が基準になるとは、意表をつくアバウトさじゃないか。恐るべしドイツ人！

それにしても・・・このメールがもう一日早く届いていたらこの公式をアメリカ人に伝えて「暗算せよ」って言い放てたものを・・・と返す返すも残念に思うkebaです。一方ケバは一心不乱に猫草を食べてます。