kebaneco日記

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懐かしいもの

2007年09月07日 | 旅行記&その他
今日は仕事を入れず、引越し前の最後の「不用品整理の日」とした。ターゲットはベッドの下の収納スペース。ここと押入れの上の天袋は一番出し入れしないものが投げ入れてある場所で、引っ越してきて以来触ってないものも多々ある。

まずは主人が出張で買ってきた不思議なものたちや主人の友達が旅行先で買ってきた奇天烈なお土産たち、あぁ類は友を呼ぶとはこのことじゃ(・・ってあたしもか?)。あえて写真は撮らなかったけど、ベトナムで買ってきたベトナム軍のヘルメットみたいなもなんか捨ててる姿を見られるのもはばかられるゼ(苦笑)。アフリカの木製の各種オーナメント類にいたっては虫が食って粉状になってるのもあるし。当然、keba「これ、全部捨てますよ!」、keba夫「・・・はい(やや不満)」。

次に出てきたのがkebaのLPコレクション。売るという方法もあるのだけど、そんな手間はかけられないのであっさり廃棄処分に。

次は油絵の道具。kebaは9歳から12歳まで油絵をやっていた。あえて「習っていた」と書かないには理由がある。当時の小学校の図画の先生が体育用具倉庫の二階にアトリエを持っていて(なぜだかは不明)、毎週土曜日そのアトリエを生徒に解放していた。そこで、自分の絵を描く先生と同じスペースで、子供たちも思い思いの絵を描いていた。開始時間も決まっていなくて、終了時間も子供たちの進捗状況まかせ。授業が終わって一旦家に帰ってお昼ごはん食べてから三々五々子供たちが集合して絵を描くというようなのどかな会だった。だから「習う」というより「一緒に描く」だったの。
すでに堅くなった絵の具やオイル類、パレットなどは処分してしまってるけど、当時の絵の具の跡が残る絵の具箱や筆、パレットナイフ・ペインティングナイフ、コンテや木炭など一部だけだけど残っていて驚いた
イーゼルにもカンバスに木炭でデッサンしてそれを消したりした残りかすやら絵の具の跡が残っていて、なんだかすごくいとおしい。譜面台として新居で活躍してもらおうと思う
イーゼルの足には○×小学校三年と母の筆跡。その上から無理やり四年と書いた跡と私の旧姓のフルネームも残ってる。お道具を全部並べるとこんなかんじ

自分の性格からすると「捨てるときは思い切ってばっさり」なんだけど、絵の具箱の中身の保存具合はびみょ~にいい感じ。きっとパレットや絵の具を捨てたときの私が、さすがに全部捨てちゃうのは忍びなくて将来また筆を取りたくなったときのための種を取っておこうと思ったんだろう。その種が再び発芽するのは可能性がかなり低そうだけど・・・。ありがとね、当時の私。

後で実家に電話でも入れておこう。

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4 コメント

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Unknown (まきろん)
2007-09-07 15:44:28
なんだか読んでいて、私もノスタルジックな気持ちになってしまった。毎週土曜日体育用具倉庫の2階に集まって楽しく絵を描くこどもたち・・・。目に浮かびます。楽しそうですね~。その図工の先生もすばらしいです。
油絵の道具って、こんなにあるのですね。
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Unknown (keba)
2007-09-07 16:24:09
>まきろんさま
今でも木造二階建ての体育用具倉庫を思い出せます。集まって「僕、今日は校庭のユーカリの木をかきますっ!」とかいってイーゼル片手に出て行く子とか、お互いのモデルになったりとか。。。

ちなみに油絵の道具って、こんなもんじゃぁありません。ペインティングナイフだって一本じゃ足りないし、筆ももっとたくさん。ペインティングオイルで絵の具をのばすのですが、そのためのオイルや筆を洗う金属の筒とか、パレットの先に留めるオイルの壷とか。みんな金属製や木製なので10歳前後の子供にはとても重かったです。

ちなみにカンバスに木炭でデッサンするのですが、それを消すとき、消しゴムがない場合は堅くなった給食のパンを使ってました、これが「プロのやりかただ」って先生が言ってた(笑)
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Unknown (まきろん)
2007-09-07 16:45:43
そうか~、道具、一個一個重そうですね~。
パンで消す、って、確かにプロっぽい!
O・ヘンリーの話だかにそういうシーンがあったような・・・。
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Unknown (keba)
2007-09-07 21:56:41
>まきろんさま
そうなんだ~
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