kebaneco日記

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一夜明けて

2007年07月30日 | 折々の話題
昨晩選挙速報を見ながら「お願いします」「助けてください」プラス土下座ついでに涙、というビジョンもなにもない選挙戦を繰り広げる与党候補に対して、自分が当選したらなにをするかをはっきりと口にする野党候補、ふつ~に聞いていたらどっちに投票するかは明らかだよなぁと思った。ただ野党候補も利益誘導的発言してる人も多く「知事になるんじゃないんだからサ」と思った。

まぁ麻生太郎議員の「安倍さんの顔と小沢さんの顔、奥さん、ご主人の顔にはどっちを選びますか?」っていうしょ~もない&意味不明の応援演説よりはマシかな。ダンナを顔だけで選ぶ人がどれだけいるものなのかわからんが、どっちもイヤだゼと思った。

一方で社民党と国民新党が同じ数だけ議席を確保ってどう解釈したらいいのか。気づいたらヤッシ~の田中康夫元長野県知事が当選してたり、まぁご本人のキャラはともかく言ってることはまともだからな、それなりに票って集まるもんなんだとも思った。

そしてこの人。大敗を期したけど「新しい国づくり」のために続投するらしいです。国づくりをこの人に託した覚えがないkebaとしては「国民のほとんどがNOっていってるんですけど」と声を大にしていいたいっす。でも古賀議員がご本人がやりたいのなら全力でサポートするけどこっちの意見も聞いてもらわねばというような発言をして、それ、オイシすぎるじゃないかとちょっとこの人のことが気の毒に(笑)。

大臣にする人の身辺調査に時間を要するので内閣改造は8月後半だって。調べたら誰も身体検査に受からなかったって笑えない事態に発展したりして、あはは。今後どういう展開になるのかしらん。週刊誌的に眺めるなら楽しいけど、憲法とか消費税とか年金とかを改悪も改善もできるのは政治家だと思うと、楽しくもなんともない。不安ばかりだ。

東京選挙区で5位当選した川田龍平氏の当確後のインタビューを聞いててあきれたのだけど、彼がHIV訴訟で対峙した厚生官僚っていまや社会保険庁に天下ってるんだそうだ。血友病だったがためにHIVに感染して薬が手放せない身になった川田氏と厚生省退官で退職金をもらい多分社保庁退職でもまた退職金を手にするであろう元厚生官僚、そしてそれが可能な日本の役人村。参議院という良識の府でいろんなことを明らかにしていって欲しいと思った。どこと連携するかというような質問に対しても衆議院と参議院では質問に立てる条件が違うそうで、そういうことをきちんと知った上で受け答えしていて、「歳費って高額、外車が買えるすげ~」ってテレビカメラのまえでディーラーに電話しちゃった某小泉チルドレンとの差が際立った。

それにしても、過去すくなくとも数年は投票すらしていなかった(ことにすら自分で気づいてない)丸川珠代候補のほうが票を集めるなんて、釈然としませんねぇ。それは有権者の側の宿題、かな。

写真はくまにち新聞のオンラインからはいしゃくしておりまする

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