不思議な映像

昨日一緒に仕事をした同僚から「猫好きのkebaさんにこれをお見せしましょう」ともらった。新宿のど真ん中の標識の上に並んでのっかっている子猫たち。通行人にカメラを向けられても、動かないのか・動けないのか。不思議な映像であった。

不思議な映像といえば、あると言われている海保が撮ったビデオ、なぜ出てこない？裁判に使うかもしれなかったから公表されなかったとされてきた（公表された資料は裁判所で証拠として取り上げてもらえないらしいので）。が、もはや裁判することもないだろうから、公開してほしい。

首相が帰国したら、「政治判断で帰国させた。海保はよくやった、検察もがんばった。が、これ以上問題を大きくするのは、賢明な日本としては適切ではないと判断した」と記者会見してくれないかな。アメリカだって尖閣は安保の範囲内＝日本の国土だと今回確認できたと発表して。でもって、海保のビデオを公表して日本の主張が正しいことを確認し、さらに、石垣港停泊中には船体が破壊されてはいなかった漁船が、中国に帰国した後公表された写真では破壊されていたこと、数10年前に難破した中国船を救った日本に対して、中国から送られた感謝状が「日本国沖縄県尖閣において・・・救ってくれてありがとうよ」と尖閣を日本の領土と認めているのに、資源が発見されて突然領有権を主張し始めたあさましさなど、中国が圧倒的におかしい点をいくつか指摘し、あとは取り合わない態度をとればよいと思う。

中国商務省はレアアースの対日禁輸をしていないと言うけど、関係者はそのような指示があったとしている。その齟齬は商務省が表だってやっていたらWTOのルールに正面から抵触するからで、日本の政治が検察におっかぶせたのとおなじようなことをやっている。今度は先手をとって、三権分立は大原則だけど、政治がバランスをとって判断したと宣言すれば、国民だって納得するはず。政府の透明性を重視する各国政府も納得するはず。