kebaneco日記

日々の出来事、考えたこと、行った場所、見たもの、なんかを記録してます

パボの国内避難民キャンプ

2010年01月21日 | 携帯から(旅先からも)
今日水曜日で公式なプログラムは無事終了したことになり、明日大使館への報告が終われば全てが終了ということになる。

今回は昨年8月よりやや短い行程だったものの、カンパラとは違い、スーダン国境までたった100キロ、和平が成立して間もない北部のグルやアムル県にまで足を伸ばし、国内避難民キャンプなども視察した。ウガンダという国の実情を目の当たりにし、ショックを受けるような光景も目にした。

写真は北部のパボにある約一万人が暮らす国内避難民キャンプ。ピーク時は75000人規模だったとか。帰還を促すため、一旦帰還したらその家族が暮らしていた住居は取り崩すのだそうで、瓦礫は住居跡。まさに退路を断つ決断でキャンプを出るのだけれど、難民生活が30年にも及ぶとここで生まれ育った世代も相当数になり、故郷に帰りたい世代とのギャップが生じているという。同じキャンプ内の別の場所に戻ってくる避難民もいるそうだ。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちらり~ん)
2010-01-21 20:50:10
ポーランドのアウシュビッツを見て、またこのウガンダの避難民キャンプを目の当たりにして、遠い国の出来事を肌で感じ取られたことでしょう。

お気を付けてお帰り下さいね。
返信する
Unknown (keba)
2010-01-22 12:46:44
>ちらりーんさま
同じ時代に生まれてもどの国に生まれるかで
人生のかなりの部分が左右され、
同じ国でもどこに生を受けるかで
まったく異なった人生を歩むことになるのだと
改めて実感しました。

今日の午後の便で帰国です、
日本時間の金曜日夜9時ごろここを出て
東京につくのが土曜日の9時ごろですから
24時間、こえでも来るときより短いんです(苦笑)
返信する

コメントを投稿