主人の靴下

昨日主人が「冬物のジャケットを買いたい」というので、一緒に池西について行って、いつものお店でお買い物となった。

いろいろ試着しているうちに、シャツもパンツも買うことにしたらしく、試着したり裾上げの書類を書いたり忙しい主人を尻目に、売り場をキョロキョロしていたら、靴下を見つけてしまった。そのあたしを目ざとく見つけた店員さんが「そうなんですよ、今度靴下も始めたんです」という。うちの主人は28センチなのでなかなか難しいのだが、これは26－28センチ対応とある。柄が面白くて目が止まったのだけど、サイズがあるとなると俄然欲しくなる（ってあたしが履くわけじゃないんだけど・・・）。とはいえ、主人はジャケットなど大物を含め３点も買ってしまってお財布が苦しそう、しかたないな～と、あたしが買ってあげることにした。

主人が自分で選んだのは左の２点で、そもそもあたしがこの靴下に目が止まったのは一番左のものなので、夫婦揃って好きなものが似てるな～と笑っちゃう。でも一番右の柄も捨てがたかったので、色違いを見せてどっちがいいか選んでもらったら、この極めておっさんくさい（苦笑）柄となった。なかなかいいチョイスかな～と満足。

全く関係ない話

日中で意見が分かれる南京大虐殺を、ユネスコが記憶遺産に登録するというので、「日本は分担金を見直すべき」などという政治家が出てきた。そうやって日本が引き上げた分、中国が拠出していよいよ日本の意見が通らなくなるだけだ、って考えないのかな？浅はかなやつ。

ユネスコの運営や政治的ポジションにはいろいろと意見があり、英米が脱退し存続の危機に瀕したこともあった。その時にユネスコに事務局長を出し、資金的にも支えたのは日本だったのを忘れたのか。そんな日本が大切に守ってきた国際機関から、自分から出て行くようなことをして何になる？そもそも日本だって今回はシベリア抑留を記憶遺産に登録させた。これがロシアにとって楽しくないことは明らか。こないだ韓国との間ですったもんだの末、明治維新の産業関連の遺産も登録しているじゃないか、お互い様だよ。

自分の言うことを聞いてもらえないなら協力しないという駄々っ子みたいな姿勢は、ティア１（伝統的強豪国）とそれ以外に分かれて、ティア１国に有利な試合日程が組まれるラグビーの世界で、安全策をとれば引き分けだった局面でリスクをとって南アを初戦で倒すという、世界をあっと驚かせた大番狂わせを演じた日本のブレイブ・ブロッサムとは対極にあるぞ。世界は日本の対南ア勝利を心から祝い、日本の試合が行われるスタジアムでは外国人の日本チーム応援が目立ったし、日本から応援に駆けつけていた人たちが諸外国の観客と実に仲良く写真に収まっている姿が国際的にたくさん発信された。理不尽だからといって文句を言うのではなく、誰よりもきつい練習をして結果を出す。それがわかるからラグビーファンたちはブレイブ・ブロッサムを賞賛するのだと思う。

どうすれば他人の共感や賛同を得られるか、思い上がった政治家は一度ちゃんと考え直したほうがいい。先生と呼ばれて勘違いしてる人たちは、そろそろ永田町から退場していただいて結構。