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中国は、ロシアのウクライナ戦争から多くを学んだはず、と先進各国の中国専門家は口を揃える。プーチンに騙された、嵌められた、という学者すらいる(ロシアのウクライナ侵攻前の2月上旬に、両国の友情は無制限などという共同宣言を出し、その後ウクライナ侵攻、予定を知らされず友好関係を全世界にアピールさせられるなんぞ、習近平は一緒に侵攻するつもりがなかったのならとんだ赤っ恥である)。だからウクライナに欧米先進国がかまけている間隙を突いての台湾侵攻はない、というロジック。
が、それとは別のロジックで進む中国の台湾政策。当然台湾も黙ってないから、計算違いで交戦状態になりやしないかやっぱり不安になる。
中国は当初こそロシアを支援していると言われた(侵略を正当化するロシアの言い訳を自らも繰り返したり、ロシアから資源を買ったり、ロシアの流すフェイクニュースを流布したり)。が、例えば口ではいろいろ言っても、ロシアに攻撃用武器も航空機の部品ですらも供給してないし、自国企業に対して表では批判している欧米主導の対露経済制裁に違反するなと命令し、ロシアが人民元で保有する外貨準備を、ドルやユーロに換えることを許していない。見せかけ上はともかくも、要は対露制裁に加わった形になっている。親露中立という造語を使う学者に、うまいっ!と思った。
それにしても、つくづく中国って孤独な国だよな、と思う。まああんな風だから友達にはなりにくいけど、友達を求めてソロモン諸島と軍事協定結んでみたり、スリランカの港を借金のかたに取ってみたり、することなすことが欧米をさらに遠ざける結果になってる気がする。
おまけにウクライナ戦争で、NATOはいざとなったら不協和音に蓋して結束してウクライナにガンガン軍事支援するのだ、アメリカとヨーロッパの間に打ち込もうとしてた楔なんぞ木っ端微塵じゃないか、と驚いてるかもしれないし、机上の計算だけなら絶対負けないはずのロシアがウクライナに苦戦して戦死者をたくさん出してる、この民族主義という未知数のイキモノを計算に入れないと台湾で苦戦するかも、とビビったかもしれない。
それでも習近平は、毛沢東に並び称されたいから台湾を併合する決意をどこかで行動に移すのだろうか?人民解放軍がどれだけ近代化して兵力を増強したか知らないけど、絶対に負けられない(しかもあたしに言わせれば、あえて戦うことのない)厳しい戦いに挑むのだろうか?グローバルなサプライチェーンに組み込まれ、周囲を恐れさせるほど成長してきた中国経済の維持は優先させないのだろうか?
10/16に共産党大会が開かれると決まったと聞いて、いろんなことをぼんやり考えてたところにこのニュース。しばらく鍔迫り合いが続くのかなぁ?怖いなぁ
まるで戦前の日本みたい。
違うのは本物の力を持っていること。
何が起こるか予測不能。
不気味~
日本も十分不気味です、、、
イージス艦造るらしいです
令和の戦艦大和だとか
イベント好き、ハコ物好きまでなら許せても
なんとかにはものは怖いなぁ