昨日と今日仕事の会場だったホテルの、近くにあった増上寺の南に位置する、徳川二代将軍秀忠の霊廟の大徳院の惣門。
東京大空襲で罹災を免れた数少ない門の一つ、惣門。それ以外に残った勅額門・御成門・丁字門は、今は埼玉県の狭山不動寺へ移築されている。
逆光で分かりにくいけど、正面から見たところ。起伏のある地形を利用したこの土地に、今はホテルが立つ。
芝の徳川家霊廟のなかで最も規模が大きい霊所でありながら、そのほとんどを戦火で焼失。残った歴史的建物を素晴らしいと思う時、それ以外の建築群が残っていたら一体どれだけ荘厳だったのだろう、と思う。そして、戦争さえなかったら、とも。
戦争は多くを奪うけれどなにも残さない、取り残されたこの惣門がそう言ってるように見えた。
東京大空襲で罹災を免れた数少ない門の一つ、惣門。それ以外に残った勅額門・御成門・丁字門は、今は埼玉県の狭山不動寺へ移築されている。
逆光で分かりにくいけど、正面から見たところ。起伏のある地形を利用したこの土地に、今はホテルが立つ。
芝の徳川家霊廟のなかで最も規模が大きい霊所でありながら、そのほとんどを戦火で焼失。残った歴史的建物を素晴らしいと思う時、それ以外の建築群が残っていたら一体どれだけ荘厳だったのだろう、と思う。そして、戦争さえなかったら、とも。
戦争は多くを奪うけれどなにも残さない、取り残されたこの惣門がそう言ってるように見えた。
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