怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

2008カーフマンジャパンシリーズ第5戦 南関東ステージ レース編

2008-02-13 07:21:53 | Un dou kai

キッズ、大学選手権女子と次々とスタートが切られる中、ぬかるんだ足元に若干の不安を抱きながらレースプランをぼんやりと考えます。ランは二回とも25分、バイクはアベレージ時速30kmでジャスト60分。二回のトランジションで5分かかるとしたらトータル115分前後、、、まあバイクとかで遅れるだろうなとか、そうしているうちにスタート号砲が。

地面のピチャピチャ具合に軽く気を取られながらも駆け出します。列の後ろのほうからのスタートということもあり、スタートしてからは何人か抜いていきますが、、、あれれ。それ以上の数の人たちにぶち抜かれていくよ。なんか速いよ皆さん。そうなると負けじと競り合う間抜けな展開。まあどうせ最初のランは5kmだし、それからのバイクで息整えれば何とかなるさと、トレーニングでもやったことのないことを本番のレースで挑んでしまおうという無謀さ。スタート直後に一気にペースを上げてしまうことの愚はいうまでもなく、その結果、ポラールの心拍計は193を指すという慌てっぷり

早速、階段を一気に駆け上がったような気管の苦しさに直面。あのゼイゼイハァハァってやつだ。急激な呼吸で気管が熱くなっているせいか、乾燥した空気が妙に喉から肺に突き刺さり、痛い。というか、痛いんですがむしろ苦しい。はっきり言って苦しい。高校のときにやった1500m走とかの呼吸困難な、有酸素運動とはとてもいえないようなあれだ。

ちょっとでもペースが上がるとこんなに厳しいのか。。。かるく後悔。デュアスロン出る人は足速いって前も同じことあったのに。経験値を生かせない人生に乾杯。いや、完敗だな

徐々にペースと心拍数を下げ、値が175付近まで落ちてきたところで、落ち着いたランニングもできてこようかというところ。周りの雪景色も伺える余裕も出てきましたが、そうだ、この一周5kmのコースはこの後バイクで6周もしないといけないと思い出し、以外にアップダウンもそこそこあるなとか、一箇所だけ下りからそのままカーブという注意点があるのを確認。

やはり最初の滑り出しの影響か、それなりにがんばっているもののあまりスピード感が感じられないままトランジションエリアへ。ラップを押すと24分とか。。。あんだけしんどかったのに、目安の25分からわずか1分そこそこしかいけなかったのか、、、と軽く落胆して、バイクラックへ向かいます。


第一ラン5km 24'15 HR/AVR173


トランジションでは、、、雪がとけまくりでおニューの靴は早くも泥まみれ。靴にウェアにバイクにアフターケアが大変だなとバイクラックへ。この状況が予測できたにも関わらず新シューズを使った理由が、紐結びなしでの履き替えが可能な点。旧来のM962は踵の保護が抜群という特徴の反面、踵周りが硬くなっているので、どうしても紐を解かないとということでしたが、それをクリアしたかったので、、、というところ。バイクシューズに換え、ヘルメットをかぶりバイク片手にスタートに向かいますが、、、地面のぬかるみのせいか、異様に長く感じるスタートまでの道。っていうか、カーボンソールのバイクシューズでそんなに長く走らせないでくださいなもう。そして早くも足は水浸しで、雪解けなだけにこれがまた冷たい。バイクグローブをはめ、、、ああ乗って走りながらつけようとバイクのスタート。


トランジション 3'19


バイクライドすると当然のことながら、ペダルを回し回しで早速ケイデンス100.そんなペースのペダリングしながらはとてもグローブ着用なんて曲芸は出来るはずもなく、まあそこまで冷たくないんでバックポケットにグラブを入れて素手でいくことに。道中ディスクホールの方がゴゴオオオオと風を切りながらオーバーテイクをされる横をせこせこと110回転あたりでペダリング。途中ふたパックほど形成されてましたがついていける脚力はない模様ですはぁ。パックなんでドラフティングとは違うんでしょうけど、あれやると結構スピード上がるもんなぁとちょっとうらやましくも。しかしあれだ。ずぶ濡れの足に吹き付ける風、、、いや風自体はあまりないんですが、ペダリングで受ける風圧で足が冷えまくって冷えまくってもう指の感覚はなんとか残る程度。トライアスロン用のバイクシューズで水はけはいいんですが、、、うーん。仕方ないか。

以下、各周回の寸評とか

1周目 9'36 ランで走ったとはいえ、コースを確認しながらのペダリング
2周目 9'38 もう疲れてきた。ほとんど抜かれっぱなし。
3周目 9'50 バックストレッチの直線で30km/h出ない。焦る。
4周目 9'57 足が凍り付いてきたよ。うがぁ。
5周目 9'59 バイクの数が確実に減りだす。あーあまた置いてけぼりか。
6周目 10'17 気力のみ。10分は切りたかったけど。

というところで、バイクの数がまばらになった中、トランジションエリアへ帰還します。

バイク30km 59'17

目安の60分は何とかクリアですが、比較的平面で風もさしてない状況ではぬか喜びは決してできかねるところ、かな。バイクを降りて、ラックへと駆けますが、、、シャーベットどころかもはや完全にダート不良馬場の様相。まあ泥まみれなのはトランジションエリアだけなんでここだけの我慢なんですが。

靴をラン用に履き替えてるところで、「きついのはきついけど、何よりも足が冷たい」というのを二つ三つとなりの方と話しながらトランジションを後に。そうだよな。やっぱ足の冷たさは誰でもそうなんだよなと思いつつランのスタート。足凍結寸前だよちきしょう。

トランジション 2'42

デュアスロンの第二ランこそカーフマンのカーフマンたる所以。とか誰かいったかは知りませんが、まあ脚が重い。トライアスロンの三種目めのランも重いのはそうですが、、、ミドルディスタンスの伊良湖よりもきつくないかこれ。重さでたとえるなら、なんか錘をつけているような感触で、足が前に進まないというか、歩幅がいつもよりかなり短くなっているしさ。どう考えてみても進んでねぇよという歩幅とペース。しかも行って帰って2.5kmって行きはほとんど上り基調だったしさ。。。でも、周りを見てみるとみんなおんなじ感じで苦しんでいるし、抜かれはするものの抜き返しも時々あったりで、普段の三種目めよりもひどい状況じゃないかな。折り返しは下り基調というのと脚も慣れてきて少しずつ歩幅が広がってきた感触もあり、思いのほか走れそうかなとかるい手ごたえ。一周目が終わるというところで、ラップを押してゴールのほうに向かいますが、ここでは12'41のラップ。まあ悪くはないというかあの脚の重さでこれは出来すぎじゃないのか。

とことこ走ってると、、、あれ?一周目も二周目もゴールのほうに向か、、、ってないよな。まあコースミスってやつだ。ばか。一周目は分岐をまっすぐで二周目の人が左というのをなにを思ったか左へ。これで30秒は損してしまったな。。。うがぁ。気を取り直して、再度周回へ向かいます。いささか恥ずかしかったですが、とりあえずゴールライン通らなくてよかったよ。。。

二周目は重い脚もこなれてきて、速くはないながらも足が進む感覚は一周目以上。日差しも出て空気もよく爽やかな走り。2.5kmが短く感じる、、、とは言わないまでも、スタートの心拍数爆上げな状況ではないので心地よいランニング。タイムロスは惜しいところでしたが、颯爽とゴールへ、、、足元のぬかるみっぷりも泥まみれの靴もいいやという気持ちに。ランの後半は13'16というタイム。

ラン5km 25'57

そして、レーストータルは、

デュアスロンR5km+B30km+R5km 105'34 HR/AVR168 1595kcal

でございました。




このあと、総括へ移ります。まあしんどかった以上の総括はできそうにないところですが。

コメント
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