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アシタバのヤブキリとアマガエル


アシタバは漢字で書けば「明日葉」。若葉を摘み取っても、次の日にはもう新しい若葉が出るほど旺盛だ。そのため、この名があるという。少し苦みがあるが、和え物などにすれば美味しい。お茶にして地域おこしにしているところもある。そのアシタバが大きな葉を付け、日増しに元気になってきた。
そのすぐそばを横切った時、昆虫が目に入った。バッタと思ったが、よく見ればヤブキリ。キリギリスの仲間だ。薮にいるからヤブキリギリスならぬヤブキリなのだそうだ。長い触覚を動かしながら、じっと目を向けている。私が動けばまたじろり。じっと睨まれているようだ。
写真におさめてじっくりながめてみると、足の先の棘が目につく。こんなに鋭いとは思わなかった。昆虫や小動物を捕まえるのに都合がいいようにできているようだ。口の回りもすごい。拡大して、そこだけ取り出してみると、まるでエイリアン。一寸法師でなくてよかった。食べられてしまうところだ。
アシタバには、葉っぱに隠れてもう一種。アマガエルだ。朝日を浴びながら、葉っぱの上でじっとしていた。。こちらも昆虫や小動物を狙っているようだった。ここにも生態系の一端が見て取れる。


ヤブキリと目があった

前足の棘

口の回りもスゴイ


じっとエサを待つアマガエル
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