日頃感じたこと、思ったこと事などを書きとめておきます。
野のアザミ
ゴーヤ大好きクマゼミ君
クマゼミは大型のセミだ。ずっと以前は、エンジュの木などなかったから、止まっているのは、もっぱらセンダンの木だった。多くは高い所に止まっていた。長い竹竿の先に小さな網を付け、そーっと背後から近づいた。しかし、敵もさるもの。もう少し、という時に気付かれて、逃げられることが多かった。しかし、エンジュの木には、低い所にもたくさん。たまには手づかみでも捕まえられる。捕まえようとするのは人間だけではない。要所要所には、コガネグモが糸を張りめぐらせている。たまには、糸に引っかかってもがいているものや、すでに糸でぐるぐるに巻かれたものを見かける。しかし、先日の光景は初めて。一匹のクマゼミが、背丈より上に伸びたゴーヤに「ゴーヤ大好き!」とばかりにしがみついているのだ。時間はまだ午前7時前。朝日を浴びて、なんだか気持ち良さそう。ゴーヤの汁を吸ったのかどうか最後を見定めなかったが、眠気も残っていて、なんだかゆるり気分だった。
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