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桜・サクラ・さくら・・・





桜と菜の花の競演(西都原公園)


早期水稲の田植えが終わり、後片付けも済ませた先日、西都原に花見に出掛けた。我が家からは車で15分ほどの所。西都原には古墳がいっぱいある。広々した台地に円墳や前方後円墳などが当時の姿に近い形で残る国の特別史跡だ。紀元5世紀ごろが最盛期で、319基の古墳があるそうだ。

ところで今回は桜の花見。家を出る時は、遠くの山々が霞んで見えた。黄砂だ。空は雲ひとつないのに、なんだか薄曇りのような感じ。この分では桜もだめかと思いながら、西都原へと車を走らせた。月曜日かつ新型コロナのこともあるので人は少ないだろうと思っていたが、あに図らんや駐車場には車がいっぱい。桜並木の下にも人が結構歩いていた。桜は満開前の一番いい頃。その上、黄色い菜の花と相まって綺麗この上ない。「2,000本の桜と30万本の菜の花の競演」が謳い文句だが、正にその通りの感じだった。
ただ人が多いと言っても、元々人口の少ない宮崎県のこと。桜の下を歩く人の数も程よい感じだった。コロナのせいで出かけることが少なくなっているが、家ばかりにいると息が詰まる。たまには外の空気を吸いに家を出てみるべきだろう。でも、コロナ感染にはしっかり注意した上でだが。
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