今日もシャインマスカットの話題です。
シャインマスカットは種無しにして皮ごと食べます。
そのために無核化処理が必要になります。
シャインマスカットは大粒で種がないという特徴がありますが、
その特徴を発揮させるために、
適期でのホルモン処理が欠かせません。
天候を確認しつつ適期での作業を行います。
ホルモン処理には、
◆ストレプトマイシン処理
無核(種なし)化を確実にするため、
開花前にストレプトマイシン処理を必ず行います。
【時期】満開 14 日前~開花始期
◆1回目ジベレリン処理
無核化と着粒安定等を目的に実施します。
【時期】満開~満開3日後
◆2回目ジベレリン処理
果粒肥大促進を目的に実施します。
【時期】満開 10~15 日後
があります。
そこで今日は最初のストマイ処理を行いました。
黒とう病が広がる中ですが少しでも期待しての作業です。
満開は6月の10日前後と予想され天気予報を見て実施しました。
準備するものは、ストマイ液剤、計量カップ、スプレー、ボトル。
1000倍液ですので水1.5ℓにストマイを1.5ml。
スプレーで花芽に吹き付けていきます。
ジベレリン処理だけでも大抵の種は抜くことができるのですが、
何%かの割合で種が残ってしまう場合があります。
種無しマスカットを作るために欠かせない作業です。
この後は少しでも黒とう病を防ぐため次なる消毒の予定です。
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