◇今週は、構造強度の規定と構造計算規定についてまとめています。
◇昨日の木造軸組問題に引き続き、今日は構造強度の規定をまとめていきます。
◇構造強度の規定に関する問題は、法令集との照合が基本になります。
◇建築構造、建築施工と重複する問題も多いので、覚えることも大切な要素の一つです。
◇でもここでは、法令集との照合に視点をおいて説明していきます。
◇おそらく、設問の記述が、法令集の何処に記載があるか分からないのではないかと思います。
◇そこで講座では、施行令の目次からキーワードを探し出して法令集を引くことを諭しています。
◇構造強度の目次欄をみれば分野毎に区分けされ、かっこ書きでキーワードが書かれています。
◇通常の場合、簡単に検索可能だと思っています。
◇今年(H30)の問題を例にとれば、傾斜支持層の一部にだけ杭基礎を計画する設問がありました。
・施行令の目次で、基礎につては令38条に記載がありことが分かります。
・令38条の2項に、異なる構造方法の基礎を認めていない事が規定されています。
・従って、この設問が誤りであることが理解できるのです。
◇また、数値が設問に記載があるものは、照合すれば直ぐに分かる問題ばかりです。
◇構造規定の場合、施行令の目次で、何処に記載があることを問う問題かが分かればいいのです。
◇構造計算規定の分野ですが、実は2級では、今年を含めて、ここ4年間出題がありません。
◇少々気持ちが悪いのですが、手を抜くわけにはいきませんので、解説を加えました。
◇5年さかのぼって整理する重点事項は、構造計算で使用する数値の規定です。
①外力としての荷重規定(固定荷重、積載荷重、積雪荷重、風圧力、地震力)
②許容応力度の規定(木材、鋼材、コンクリート、溶接、高力ボルト、地盤・基礎)
③材料強度の規定(木材、鋼材、コンクリート、溶接)
◇その中で過去、よく出題されていたのが、積雪荷重に関する規定で、許容数値がらみです。
◇ここ4年の出題が無いので、少々、気合が入りませんでしたが、侮れない分野と思っています。
◇難しい問題の部類に入るのかもしれませんが、控除規定の条文が絡む問題が気になります。
◇例えば、昨年(H29)の問題で、法85条(仮設緩和)に規定する条項を読み込む必要性があります。
・現場仮設事務所に使用する鋼材に、JIS適合は必要なのかという趣旨の問題ですが・・・。
・基本的に学生は、法令集の何処で確認すればよいのか分からないと思います。
・その時には、まず、法令集の目次でキーワード検索をすることを諭しています。
・法令集の目次に、法37条で、建築材料の品質を規定しているのを見出せばいいのです。
・という事は、法85条の適応控除規定の中に、法37条を含むか否かという事です。
・法37条、しっかり記載がありますので、適用外ということになります。
◇こんな法令集の使い方のプロセスを習得させることは、実務でも役立ちます。
◇講座の最後に、いつも復習演習(答案提出)をしています。
◇わずか5問ですので、信ぴょう性には疑問がありますが、学生の理解度の指針にはなります。
◇従って、必ず、問題の分野別に正答率を集計し、次回の講座冒頭に復習することをしています。
◇今回の分野では、構造強度に関する大方の理解が出来たのではと思っています。
◇懸念事項は、講座で念押しした問題を正解しているので、講座をよく聞いていただけかも?
2018年11月13日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、建築基準適合判定資格者」
◇昨日の木造軸組問題に引き続き、今日は構造強度の規定をまとめていきます。
◇構造強度の規定に関する問題は、法令集との照合が基本になります。
◇建築構造、建築施工と重複する問題も多いので、覚えることも大切な要素の一つです。
◇でもここでは、法令集との照合に視点をおいて説明していきます。
◇おそらく、設問の記述が、法令集の何処に記載があるか分からないのではないかと思います。
◇そこで講座では、施行令の目次からキーワードを探し出して法令集を引くことを諭しています。
◇構造強度の目次欄をみれば分野毎に区分けされ、かっこ書きでキーワードが書かれています。
◇通常の場合、簡単に検索可能だと思っています。
◇今年(H30)の問題を例にとれば、傾斜支持層の一部にだけ杭基礎を計画する設問がありました。
・施行令の目次で、基礎につては令38条に記載がありことが分かります。
・令38条の2項に、異なる構造方法の基礎を認めていない事が規定されています。
・従って、この設問が誤りであることが理解できるのです。
◇また、数値が設問に記載があるものは、照合すれば直ぐに分かる問題ばかりです。
◇構造規定の場合、施行令の目次で、何処に記載があることを問う問題かが分かればいいのです。
◇構造計算規定の分野ですが、実は2級では、今年を含めて、ここ4年間出題がありません。
◇少々気持ちが悪いのですが、手を抜くわけにはいきませんので、解説を加えました。
◇5年さかのぼって整理する重点事項は、構造計算で使用する数値の規定です。
①外力としての荷重規定(固定荷重、積載荷重、積雪荷重、風圧力、地震力)
②許容応力度の規定(木材、鋼材、コンクリート、溶接、高力ボルト、地盤・基礎)
③材料強度の規定(木材、鋼材、コンクリート、溶接)
◇その中で過去、よく出題されていたのが、積雪荷重に関する規定で、許容数値がらみです。
◇ここ4年の出題が無いので、少々、気合が入りませんでしたが、侮れない分野と思っています。
◇難しい問題の部類に入るのかもしれませんが、控除規定の条文が絡む問題が気になります。
◇例えば、昨年(H29)の問題で、法85条(仮設緩和)に規定する条項を読み込む必要性があります。
・現場仮設事務所に使用する鋼材に、JIS適合は必要なのかという趣旨の問題ですが・・・。
・基本的に学生は、法令集の何処で確認すればよいのか分からないと思います。
・その時には、まず、法令集の目次でキーワード検索をすることを諭しています。
・法令集の目次に、法37条で、建築材料の品質を規定しているのを見出せばいいのです。
・という事は、法85条の適応控除規定の中に、法37条を含むか否かという事です。
・法37条、しっかり記載がありますので、適用外ということになります。
◇こんな法令集の使い方のプロセスを習得させることは、実務でも役立ちます。
◇講座の最後に、いつも復習演習(答案提出)をしています。
◇わずか5問ですので、信ぴょう性には疑問がありますが、学生の理解度の指針にはなります。
◇従って、必ず、問題の分野別に正答率を集計し、次回の講座冒頭に復習することをしています。
◇今回の分野では、構造強度に関する大方の理解が出来たのではと思っています。
◇懸念事項は、講座で念押しした問題を正解しているので、講座をよく聞いていただけかも?
2018年11月13日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、建築基準適合判定資格者」
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