剱岳山頂から南を見た眺めです
遠くまで見える山々がいったい何か?
左の大きなのが別山 下に劔沢小屋が見える
小さな丸い残雪の奥に浄土山
右手奥に薬師岳 その左が黒部五郎岳か
真ん中奥の三角山は笠ヶ岳かなぁ?
自宅に帰ってから山地図とニラメッコして考えた
ズームで劔澤小屋
寒い山頂では途切れない撮影の列
気温は5℃前後で強風が吹いて
極寒です
じっとしてると芯まで冷え切ってしまうぞ
山頂滞在は5分くらい
もう下りよう
見下ろす早月尾根
こんなとこ2200mも登ってきたのか
下りながら左手に見える眺め
ズームすると劔沢から
登山者がまだ大勢がんばってる
青空がでてきた
よ~く見ると富山湾が見えます
カニのハサミと言われることかな
ここは慎重に
一息ついてヘルメットをザックに押し込んだ
劔をバックに
偉そうに構図を指示して隊長に撮ってもらいました
標高差2200mも登ったんだから
同じだけ下りなきゃ帰れない
わかっちゃいるけど激下りにうんざりしてくる
最後まで気を抜けません
誰が刺したか
ありがたい足場です
何度も振り返って見上げます
薬師岳もまたいつか登ろう
大日岳をバックに隊長と子分1号
中央の遠く奥にすっすらと山影が見える
ズーム
なんじゃ白い山塊は?
かえって地図を見てもよくわからないんだけど
白馬岳かなぁ
猫の後ろ姿みたいな岩山
快調に下りていく隊長と子分1号
ついてくのが大変
登山口までまだ800mも下る
この辺りから膝が痛みだして踏ん張りが効かなくなってきた
膝関節のオイルがない感じ
踏ん張れないけど急な下りがまだまだ続く
何度か危ないコケかたして危険を察知
二人には先に行ってもらうよう頼んで
小幅で超スローペースで下りることにしました
登りでは暗くて気付かなかった巨木は
shigeさんがコメントで教えてくれた
立山杉
こんな大木がいっぱいありました
圧倒される迫力ある立山杉に感動
「こわっぱよ、へこたれるな!」
って言われたような気が
午後3時30分
二人をお待たせしちゃって
無事に下山できました
有名な石碑
「試練と憧れ」
憧れた剣岳はまさに試練でございました
達成感・安堵・痛み・疲れ
いろんなので半べそです
歩数は45000歩超えました
昨年、リリィオさんと来年登ろうと
計画していた剣岳日帰りチャレンジ
今年はヘルメットを買い
最初の予定は7月でした
よくない天気予報で延期すること4回ほど
今年のチャンスも残り少なくなる中
念願の剱岳に初登頂できて感無量です
リリィオさんありがとうございました
最後は踏ん張れずご迷惑をおかけしました
最初で最後の剱岳
今世は2度と登りません(宣言)
「人身とも鍛錬された人々よ来たれ」
文字が染みるじゃないか
登山時間記録
3:00 番場島スタート
6:40 早月小屋
9:30 剱岳山頂
12:15 早月小屋
15:30 番場島に帰着
振り返ると
下りで同じように膝が痛くなって
最後半べそになった遠い記憶がある
黒戸尾根コースで甲斐駒ヶ岳日帰りだ!
青空とイワカガミ群落に感動した
4年前
雑誌「山と渓谷」特集日本の名急登TO100
2位が黒戸尾根
1位が早月尾根
2位で泣いたんだから
1位でもっと泣くのは当たり前じゃないか
他にTOP10で登ったのは
剱岳
おしまい
推して知るべしです。
登頂もですが、下りてきたときの達成感と安堵感は大きかったでしょうね。
本当にお疲れさまでした!
本当にお疲れになったのでございますよ(笑)
田中陽希先生がそんなでしたか。
>下りてきたときの達成感と安堵感
そのとおりでして、下山時は言葉にあらわせない感情が溢れていました。
ありがとうございます。
それにしてもズームもありで沢山写真撮ってたんですね。文才も恐れ入ります。次回は写真の撮り方ご指導願います。
もう疲れはとれましたか。
今日になって筋肉痛も和らいできました。
あんなに痛かった膝もなんともありません。
終わって振り返れば楽しい山行でした。
ありがとうございました。
お天気も良く最高ですね。
やはり足に来ますか……
私は早月尾根を登り別山尾根をおりたので早月尾根往復してないのです。
わたしももういいかなとおもってるし、次は往復別山経由でいいのですが……人の記録を見ると行きたくなるから不思議。
ゲンゴロウさんも何年か後またやってるかも知れませんよ😝
ありがとうございます。
別山へ下りたのなら縦走したんですね。
ということは怖いタテバイ・ヨコバイを通過したと…
そっちは怖いと聞いたので早月尾根ピストン一択しか頭にありませんでした。
登って3日経って楽しかったなぁと苦しみを忘れ始めてます。
立山から別山に登って剱岳を眺めてみたい。
剱岳はこれからは眺めるだけの山にします(きっと、たぶん)
水事情、教えてください。小屋も営業してない、水場もない早月尾根。どんだけ水、運び上げたんですか?
どうしても知りたい情報です。お願いします。
水は各自3.5L持参しました。
私は下山時には1Lは余りました。
上りは太陽に照らされなかったし、小屋から上は気温がぐっと下がって寒かったのも大きいと思います。
ただし下りは陽も照ってきて、標高が下がるほどに暑さも感じました。
真夏のピーカンだとギリギリか足りないかもしれません。
食料はパンとかエナジーパウチとか行動食のみにしました。
装備は最低限にできるだけ軽くと思いました。
水分をケチってはいけませんね。
あんなに痛かった膝、3日経って今はどうもありません。
最後は無理せずゆっくり下りたのが良かったです。
これまでの日帰り山行では間違いなく1番達成感・満足感のある剣でした。
niceshotpeteさんもいつかぜひ(^^)/
お早うございます。
良く頑張った!素晴らしい。
素直にリスペクトです。
この日の朝は薬師峠から、黒部五郎に向かっていました。
朝は西風が冷たく、時折強く吹いていましたね。
9:30に頂上ですか
私はたぶんまだ北ノ俣岳だと思います。
本当によく頑張った。
上がった者だけが知る、達成感と誇り。
本当にリスペクトです。
おめでとうございます。
そうです。風の強い朝でした。
私が剣岳に立ったとき、信さんは北ノ俣岳にいたんですね~
お互いはギリギリ見えない位置関係なのでしょうか。
>本当によく頑張った。上がった者だけが知る、達成感と誇り。
ありがたい嬉しいコメントに泣けてきそうです。
ありがとうございます。
信さんのテン泊縦走レポがしばらく楽しみです。