今日、ご主人様はお休みのようだ。
でも、なぜか最近のご主人様は休みでも忙しい。
と言っても、仕事ではなく趣味の方だ。
好きなカヌーにも行っていない。
行かないどころか、シートすら外していない。
朝起きるとすぐにパソコンのスイッチを入れた。
なにやらモニターを見つめ、考えごとをしながらキーを打っている。
机の周りにはプリントした書類や本が雑然と置かれ、何がなんだかわからない。
ご主人様が席を立ったすきに僕はこっそりと見てみた。
しかし、僕には何が書いてあるのかさっぱりわからない。
ためしにキーを押してみた。
「コラーッ!!」
後ろから怒鳴られた。
どうやら本当に大事なものらしい。
ご主人様は何かを始めると、とことんやっちゃう性格だ。
時々、僕にはついていけない時がある。
疲れたのかご主人様は裏庭に行った。
僕も一緒について行った。
時々、ご主人様は裏庭でボーとしていることがある。
何を考えているのか・・・?
ご主人様はまた家の中に入り、続きを始めた。
僕は玄関に残り、道行く人々を眺めていた。
いろんな人が通る。
でも決まって同じ行動をする。
何かって?
皆立ち止まって僕を見るのさ。
「アラッ? 猫ですよね?」
玄関先につながれている猫はそういないらしい。
でも、なぜか最近のご主人様は休みでも忙しい。
と言っても、仕事ではなく趣味の方だ。
好きなカヌーにも行っていない。
行かないどころか、シートすら外していない。
朝起きるとすぐにパソコンのスイッチを入れた。
なにやらモニターを見つめ、考えごとをしながらキーを打っている。
机の周りにはプリントした書類や本が雑然と置かれ、何がなんだかわからない。
ご主人様が席を立ったすきに僕はこっそりと見てみた。
しかし、僕には何が書いてあるのかさっぱりわからない。
ためしにキーを押してみた。
「コラーッ!!」
後ろから怒鳴られた。
どうやら本当に大事なものらしい。
ご主人様は何かを始めると、とことんやっちゃう性格だ。
時々、僕にはついていけない時がある。
疲れたのかご主人様は裏庭に行った。
僕も一緒について行った。
時々、ご主人様は裏庭でボーとしていることがある。
何を考えているのか・・・?
ご主人様はまた家の中に入り、続きを始めた。
僕は玄関に残り、道行く人々を眺めていた。
いろんな人が通る。
でも決まって同じ行動をする。
何かって?
皆立ち止まって僕を見るのさ。
「アラッ? 猫ですよね?」
玄関先につながれている猫はそういないらしい。