一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

居酒屋

2010-07-23 22:02:27 | 日記・エッセイ・コラム
 居酒屋と言っても、仕事帰りに立ち寄る居酒屋ではない。
自分で言うのもなんだが、私は会社と家とを往復することしか知らないハトポッポ父さんだ。(最近は爺さんか・・・?)
でも、家に帰って来ると、真っ先に手が伸びるものがある。
それは「プシュー」という音がするものではない。
私が大好きなのは氷が入ったグラスに注ぐ時に、「トク、トク、トクッ」と音がするものだ。
そう、バーボンの水割り。
 今までは、こいつをタバコ片手に一人でチビチビとやっていた。
でも最近は違う。
 家に帰ってくると、食卓の上が今までの夕飯とどうも違うのだ。
何が違うって、そのメニューだ。
ご飯のおかずと言うよりも、居酒屋メニューに近い。
早い話、酒の肴がずらりと並んでいる。
 当然先に出てくるのは枝豆。そして私が大好きな揚げ納豆は毎日必ずと言って良いほどある。
それにサラダやイカの唐揚げ、煮付けなど、ボリュームたっぷりの量だ。それだけでお腹がいっぱいになってしまう。
思わず、「毎日、こんなに豪勢でなくてもいいのに・・・」
と言うと、カミさんは、
「夫婦二人だけなんだから・・・ それに見た目ほどお金はかかっていないのよ。
今はイカが安いし、このトマト、キューリ、ナスにピーマンはうちの庭で取れた取れたてよ」
そう言いながら、好きなワインを横で飲んでいる。
 ま、自分で言うのもなんだが、二人だけというのもなかなか良いもんだね・・・!


コメント (2)
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