一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

雪の七五三

2012-12-09 21:40:44 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、やっと孫の七五三をすることができた。
まずは、午前中にカミさんを美容院に送り届ける。
 一時間半後に、「できたよ!」と電話があり迎えに行った。
すると、美容院から出てきたのは、「オッ!!」と思うほど私の母に似ていたカミさんだった。
なんといっても、カミさんが着た着物は母が50年前に店に出ていた時に着ていた着物。
思わず若い頃の母を思い出してしまった。
 一度家に帰り、支度を整えてから娘一家を迎えに行く。
待ち合わせ場所の円山クラスに行くと、店から娘達が出てきた。
この時も、「オッ!!」と思ってしまった。
孫も娘も着物を着ている。特に娘が着ている着物は、カミさんが若い時に着ていた、そう、25年前の着物だ。
カミさんが着ていた時よりも、娘が着た方がはるかにスッキリと見栄えがしている。
後でそれを言うと、カミさん自身もそう感じていたそうだ。
 本当に日本の着物というのはすごい。
前にも書いたが、時代や世代を越え、日本人として誇りに思う。
 やっと全員そろったので、北海道神宮へお参りに行く。
この頃には雪がちらちらと降り出してきた。
当日は結婚式があったので、本殿ではなく別室でのお参りとなったが、巫女さんの舞はいつ見ても良いものだね。
孫も少しは大人になったのか、じっと見入っていた。
 お参りが終わると、雪は本降りになってきた。
風もなく深々と降り続ける。
そんな中、円山クラスの写真館で記念写真を撮った。
孫は着物の他、ドレスにも着替えて一人で写真撮影している。
いったい何コマ撮ったのだろう。数えきれないね。
 その後近くの料理屋で食事をした。
久しぶりにしっかりとした料理人の腕を味わうことができた。
 夜遅く家に帰ってくると、たっぷりと雪が積もっている。
でも、楽しい一日だったので、カミさんと二人でワイワイ言いながら雪かきをしていた。
 本当に良い一日だったね。


コメント (2)
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