年が明けて、やっと一息つくことができた。
毎年のことだが、我家のお正月はちょっと遅れて来るらしい。
昨日、何年ぶりかで家族全員が一日家にいた。
本当に久しい。
こういう時には私の自慢の腕がなる。
さっそく冷蔵庫から買っておいた食材を取り出し、仕込みに入る。
今日は寿司パーティーだ。
寿司といっても手巻寿司ではない。
立派な握り寿司だ。
と言っても握り方はさすがに職人にはかなわない。
だが、そこはネタの吟味で勝負。
こっちの方はそこそこ自身があるんでね。
ネタを切り終え、「さあ握ろう」と思っていると、回りに子供達、娘の彼氏、それに母までがすでに座っている。
「父ちゃん、私エビ」
「俺はマグロ」
「おばあちゃんはヒラメ」
・・・等々
どうやら寿司屋のカウンターと勘違いしているようだ。
オレは頭にきたから、大好きなツブを真っ先に握って自分で食ってやった。
「こいつは旨い!」
と思っていたら、全員の目が点になっている。
よこでカミさんが「ケラケラ」と笑っている。
「ここのお寿司屋さんは、まずは自分で食べるみたい」
ま、それからは好きなネタを言われるままに握っていたが、片っ端から食べられるので、なかなか寿司桶が埋まらない。
そうこうしているうちに、高校時代の悪友が酒持参で乱入してきた。
彼の家は酒屋なので、普段飲めない酒を持ってくる。
今日持ってきたのは、賞味期限一週間の日本酒だった。
日本酒で賞味期限一週間?
こんな短いのは初めてだ。
だが、その香りは芳醇で、「これが本当に米から造られたもの?」という味だった。
彼が正月に来るのは三年ぶり。
母はもちろん子供達も生まれた時から知っているので、昔の話に大いに盛り上がってしまった。
たった一日の正月だったが、本当に楽しい一日だった。
毎年のことだが、我家のお正月はちょっと遅れて来るらしい。
昨日、何年ぶりかで家族全員が一日家にいた。
本当に久しい。
こういう時には私の自慢の腕がなる。
さっそく冷蔵庫から買っておいた食材を取り出し、仕込みに入る。
今日は寿司パーティーだ。
寿司といっても手巻寿司ではない。
立派な握り寿司だ。
と言っても握り方はさすがに職人にはかなわない。
だが、そこはネタの吟味で勝負。
こっちの方はそこそこ自身があるんでね。
ネタを切り終え、「さあ握ろう」と思っていると、回りに子供達、娘の彼氏、それに母までがすでに座っている。
「父ちゃん、私エビ」
「俺はマグロ」
「おばあちゃんはヒラメ」
・・・等々
どうやら寿司屋のカウンターと勘違いしているようだ。
オレは頭にきたから、大好きなツブを真っ先に握って自分で食ってやった。
「こいつは旨い!」
と思っていたら、全員の目が点になっている。
よこでカミさんが「ケラケラ」と笑っている。
「ここのお寿司屋さんは、まずは自分で食べるみたい」
ま、それからは好きなネタを言われるままに握っていたが、片っ端から食べられるので、なかなか寿司桶が埋まらない。
そうこうしているうちに、高校時代の悪友が酒持参で乱入してきた。
彼の家は酒屋なので、普段飲めない酒を持ってくる。
今日持ってきたのは、賞味期限一週間の日本酒だった。
日本酒で賞味期限一週間?
こんな短いのは初めてだ。
だが、その香りは芳醇で、「これが本当に米から造られたもの?」という味だった。
彼が正月に来るのは三年ぶり。
母はもちろん子供達も生まれた時から知っているので、昔の話に大いに盛り上がってしまった。
たった一日の正月だったが、本当に楽しい一日だった。
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