うちはカミさんも仕事をしているが、ほとんどの場合私が後に帰ってくることが多い。
帰ってくると、まずは着替えて直ぐにバーボンに手が伸びてしまう。
椅子に腰掛けて、カラカラと氷の音を楽しんでいる。
早い話、こういう時の私にとってバーボンとはグチャグチャになっている頭を冷やす冷却水のようなものだ。
一人のんびりと飲んでいると、決まってカミさんが台所の手を休め、トットットッとやって来る。
そして、今日会社であったことを一通り話している。
そのほとんどが愚痴のようなもの。
無碍にもできないのでそれなりに相槌をうっていると、満足したかのようにすっきりとした顔で戻って行く。
だが・・・ これが逆になるとちょっとすごいことになる。
私が先に帰ってきていて、カミさんが残業で遅くなった時だ。
こういう時は大概会社で一騒動あった時のようだ。
私がいつものようにのんびりと飲んでいると、玄関を開けるなりドッドッドッドッドッとブルドーザーのように迫ってきて、形相険しく一方的にしゃべりまくっている。
それこそ相槌も打てないほどだ。
それはもう機関銃を乱射し、所かまわず打ちまくっているようなものだ。
そして散々打ち終わると、何故かすっきりとした顔になり、
「カイカ~ン・・・!」
という懐かしい言葉が聞こえてくるような雰囲気になっている。
いったい私は何なの? こっちもそれなりにストレスは溜まってるんだけどね。
世の女房族と亭主族は皆それなりに同じようなものなんだろうか・・・
ふと思ってしまった。
帰ってくると、まずは着替えて直ぐにバーボンに手が伸びてしまう。
椅子に腰掛けて、カラカラと氷の音を楽しんでいる。
早い話、こういう時の私にとってバーボンとはグチャグチャになっている頭を冷やす冷却水のようなものだ。
一人のんびりと飲んでいると、決まってカミさんが台所の手を休め、トットットッとやって来る。
そして、今日会社であったことを一通り話している。
そのほとんどが愚痴のようなもの。
無碍にもできないのでそれなりに相槌をうっていると、満足したかのようにすっきりとした顔で戻って行く。
だが・・・ これが逆になるとちょっとすごいことになる。
私が先に帰ってきていて、カミさんが残業で遅くなった時だ。
こういう時は大概会社で一騒動あった時のようだ。
私がいつものようにのんびりと飲んでいると、玄関を開けるなりドッドッドッドッドッとブルドーザーのように迫ってきて、形相険しく一方的にしゃべりまくっている。
それこそ相槌も打てないほどだ。
それはもう機関銃を乱射し、所かまわず打ちまくっているようなものだ。
そして散々打ち終わると、何故かすっきりとした顔になり、
「カイカ~ン・・・!」
という懐かしい言葉が聞こえてくるような雰囲気になっている。
いったい私は何なの? こっちもそれなりにストレスは溜まってるんだけどね。
世の女房族と亭主族は皆それなりに同じようなものなんだろうか・・・
ふと思ってしまった。
しかし、聞かされるほうは大変ですね。
一日で、何か変わったこと、面白かったことを話し合えると、楽しさが倍増するのですが。
本当にその通りですよね。
ただ、うちも愚痴ばかりではないんですよ。
ちゃんと良かったこと、楽しかったことを話しています。
でないと喧嘩になっちゃいます。