昨日は閉鎖空間に6500人もの人間を詰め込んだイベントが自粛の要請を無視して予定通り行われたと聞いてびっくりした賢パパですが・・・皆さんはどう思われたのでしょうか?
開催を決行されれば購入済みのチケットを無駄にするのがもったいなくて見に行く人が大多数を占めると思われますのでこういう結果になるのは火を見るよりも明らか・・・ぢゃまいか。
あと2週間後に一体どんなことになっているのか・・・結果がわかるまで待たなくてはいけませんね。
さて、充実した週末が終わって昨日からまたバラ園暮らしの新しい一週間が始まりました。
仕事に行く前の朝ご飯には前日訪れたcafeで調達して来たこんなものを使って
卵かけご飯にしていただきましたがこれがめちゃ美味でしたよ。
仕事の方は賢パパが花切りを担当している第一温室で全体のほぼ半分が植え替えを行っているため収穫出来る花の数が少なくてたったの1時間で勤務終了となりました。
そんなわけで仕事を終えて帰宅した時にはまだ奥方が出勤して行っていませんでした。
奥方が出勤して行った後は例によってテレビとパソコンですが・・・気になっているのが今年の桜の開花状況。
東京都では観測史上一番の早さで3月14日に開花が発表されていましたが・・・その後3月21日に福岡が開花してからは広島、京都、和歌山に愛知が22日に開花してその翌日には大阪でも開花の発表があった。
我が静岡においては24日の開花が予想されていたようですが昨日の時点では標準木の開花がまだ一輪だけにとどまっているようで今日の開花はなさそうですね。
ところで・・・我が静岡県は10年ぐらい前までは全国でもトップを切ってソメイヨシノが開花する早咲き県として知られていました。
ここに2011年から昨年までの静岡と東京の開花日を抜き出してみましたが
2011年と12年は静岡の方が一週間ほど早く咲いたのに13年からはほぼ同じで16年からは東京の方が早く咲くようになった。
賢パパ、この2013年から静岡の開花が遅くなったことについては思い当たる節がありまして・・・2012年にこんなニュースがあったんですよね~。
えぇ、それまでソメイヨシノの「標準木」とされていた木のDNA鑑定を行ってみたら・・・実はソメイヨシノではなく他の種類だという疑惑が浮かび上がったんです。
それじゃあまずいということで新しい標準木を選定したのが2013年のことで・・・それ以降は見事なまでに開花の時期が遅くなった。
だから、現在の標準木はソメイヨシノで間違いないと思うのですが・・・それにしても2016年からは18年を除いた他の年で東京よりもずいぶん遅くなっているぢゃまいか。
これこそが近年の温暖化のせいではないかと思っている賢パパですが・・・「暖かかったら早く咲くのでは?」と思われる方が多いかも知れませんが実はそうでもないのであります。
それを解説しているのがこの記事でありまして
花が終わって実をつけて・・・その実が落ちた後に翌年用の花芽が出来る。
その花芽はそのまま生長を続けることはなく一旦活動をやめて「休眠」という状態になります。
この「休眠」状態を破って活動を再開させるのに必要なのが冬場の低温というわけで近年の温暖化の影響により十分な低温状態を体験させるのに温暖な地域ほど時間がかかる。
そんなわけで温暖な所の花芽ほど活動再開の時期が遅くなるためそれに伴って開花も遅くなる。
沖縄にソメイヨシノがないのは低温にならないので花芽の休眠状態を破ることが出来ないというのがその理由なんです。
このまま温暖化が進むと遠い将来には東北や北海道でしかソメイヨシノを見ることが出来ない・・・なんてことになるかも知れませんが、賢パパが生きているうちは大丈夫だと思います。
気になるので今日は散歩がてら標準木の様子を見に行って来ようと思っていますよ。
結果は明日のブログで報告をさせていただきますね~。