I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

戸岐(とぎ)ゾーン

2007年04月15日 | 五島のお話


      戸岐ゾーン←                       →奥浦ゾーン

奥浦にある堂崎天主堂は五島の観光スポットとして有名ですが、天主堂の方へ行かず、真っ赤な戸岐大橋を渡り、ひたすら北へ向かうと、そこには福江島の秘境とも言うべき世界が広がっています。今回里帰りをしに五島へ帰ってきた教え子bianchiを連れ、彼もまだ行ったことがないという戸岐ゾーンへドライブに行ってきました。

戸岐ゾーンの見所は4箇所あります。手前から言うと、①半泊→②ゲゲゲの岬(仮称)→③きんなご網代→④間伏。どの場所もあまり人気のない静かな場所で、ほとんど地図やガイドブックにも載っていませんが、その分自然が多く残されており、昨年初めて訪れて以来、kero-keroお気に入りの場所となっています。

ではでは、bianchiのご要望にお答えして、戸岐ゾーンを簡単に紹介します

①半泊(はんとまり) 進行方向へ向かって右

半泊教会があり、現在確認できる民家は三軒ほど。きれいな海と、時々大きな貝殻の混じった、角のとれた色とりどりの石が敷き詰められたビーチが広がっています。春は山桜がとってもきれいですよ

②ゲゲゲの岬 進行方向へ向かって左

地図にも載ってない場所なので、正式名称は分かりません。(なぜゲゲゲかって?詳しくはこちらをご覧下さい。→『新規開拓その1』) ここで確認できる民家は二軒ほど。やはり角の取れたきれいな石が敷き詰められたビーチがあり、腰を下ろして静かに耳を傾けると、石が波にさらわれる時に奏でる美しい音色が聞こえてきます。半泊でも聞こえますが、こちらの方が石が大きいので、より深い音に聞こえます。防波堤がないせいか、波も少し高いようです

                   

ゲゲゲの岬では、妖怪にこそ出会えませんが、こちら↑のカワイイわんこが必ず出迎えてくれますよ~ 

③きんなご網代 進行方向へ向かって左

波止場があり、確認できる民家は三軒ほど。いずれも漁師さんのようです。海の色がとってもきれいで、釣り客もちらほら訪れる場所のようです。今回はあまり見ることができませんでしたが、去年の秋に訪れた時は、小さな魚が群れをなしてたくさん泳いでいました。

                   

きんなご網代は、こちらのステキな看板が目印です。魚偏に長いと書いて『きんなご』と読むようですが、辞書には出てこないんですよね~ 誰が作ったんだろう

④間伏(まぶし) 行き止まり

車を下の方に停めて、民家が三軒ほどたつ山の方へ歩いていくと、途中から舗装されていない細道に入ります。道端に咲く花々を観察しながら20分ほど歩いていくと…

      

噂に聞いていた白亜の灯台を発見 辿り着くまでに結構汗かきました

                   

この灯台は糸串鼻灯台といって、この戸岐ゾーンの最北端にあります。残念ながら木が生い茂っていてほとんどまわりの景色を眺めることはできませんが、しかし、ここまでくれば、戸岐ゾーンを制覇したといってもいいでしょう 間伏で地元の方に出会ったのですが、地元の人でも行ったことがない場所なんだそうですよ。

以上戸岐ゾーンを駆け足で紹介しました。bianchi、思い出した?