落ち葉の毛布にくるまれたドングリたち
ただ今本土に帰省中のkero-keroです
土日に長崎市内で行われたバスケットボールの大会に出場するため、本土に上陸していたのですが、わが五島チームは健闘むなしく2回戦で敗退。残念ながら日曜日まで勝ち残ることができませんでした。
勝っても負けても週末は諫早の実家で過ごすことになっていたので、私は五島の仲間達と別れ、車で諫早へ戻り、両親や幼い姪っ子たちと土曜の夜を過ごしました。
そして日曜の朝、母が朝食を準備する音で目を覚ましつつも、2階の部屋でゴロゴロしていると、階段をトットットットッと軽快に駆け上がってくる足音が。部屋の引き戸がガラッと開いたかと思うと突然、
「おいっ、山に行かんか?」
そう言って、すでに帽子まで被り、夏休みの少年のような顔で私に声を掛けてきたのは、最近ネイチャーゲームで忙しい実の父。
「・・・行く行くー!」
父の張り切りようにちょっと驚きつつ、同じテンションで切り返す娘。最近島でも自然と触れ合うことを忘れていた私は、二つ返事で父の誘いに応じたのでした。
父と娘は似たもの同士。娘のネイチャー好きは父からの影響が大きいのです。
かくして、私は父と県民の森へ出かけることになったのでした。秋の気配が深まる森で私たちを待っていたのは、不思議な植物たちとの出会いだったのです。
つづく