I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

前原散策 ~白糸の滝~

2007年11月27日 | 山のお話

                 落ち葉と滝

千如寺大悲王院で、すばらしい観音様と美しい大楓を堪能した後は、同じ前原市にある白糸の滝へ向かいました

          

白糸の滝の周辺は、『白糸の滝ふれあいの里』として整備されていて、駐車場も広々としています。この日はあまりお客さんはいませんでしたが、夏は「そうめん流し」なども楽しめ、涼を求めてくる人たちで賑わうのだそうです。滝といえば、車を停めて山の奥のほうまで歩いて見に行くというイメージがありますが、ここの滝は駐車場から歩いてすぐのところにあるので、誰でも気軽に見物することができるんですよ~

          

白糸の滝と初めてのご対面!その名の通り、まるでたくさんの白い糸が滑り落ちるように水が流れ落ちてきます。その落差は24メートルで、滝つぼの近くまで行くとなかなかの迫力です。滝を見るのが大好きな私ですが、福江島には大きな滝がないのでちょっと滝に飢えてたんですよね。こうして白糸の滝に出会えたのがうれしくてうれしくて、冷たい岩の上に座り、しばらくぼーっと眺めてしまいました。

 

この滝のもう一つの見所は、樹齢300年以上の萬竜楓(ばんりゅうかえで)。滝つぼの前に3本、滝の上にもう1本、それぞれが美しく紅葉し、白糸の滝に色を添えます。

                 

水汲み場を発見しました!自由に汲んでもいいようで、ポリタンクを持った人たちが水を汲みにきていました。近くにこんな場所があれば私もしょっちゅう汲みに来るのにな~。

                 

ふれあいの里の敷地内には、滝の観音が祀られている『小蔵寺(おぐらじ)』というお寺もあります。

         

本堂の脇に二頭の獅子が立っていたのですが、この獅子たちはどちらも口を開けていて(普通は阿吽の形で、片方が口を閉じている)、しかも右の獅子の足元には子どもの獅子がじゃれ付いています。顔はちょっと怖いけど、可愛い子どもをあやす親獅子なのでしょう。日本でよく見る獅子狛より、上海で見た獅子に良く似ていました。

          

自然が織り成す四季折々の風景。この美しい自然を見て心休まらない人はいないでしょう。 今回初めて前原を散策してみましたが、かなりお気に入りの場所となりました

やっぱり私は街より里が好きだな

また違う季節に前原を散策してみたいkero-keroなのでした

 

白糸の滝ふれあいの里

場  所:福岡県前原市白糸460-6
電  話:092-323-2114
駐車場:有り