屋久島灯台を後にして、次に向かったのは約20km続く西部林道。 ここは世界自然遺産に指定されている場所で、たくさんのヤクシカやヤクザルに遭遇することができます。実はこの地域が世界自然遺産に指定されている場所とはつゆ知らず、レンタカーを借りるときに、「ここは道が狭くて事故が多いので気をつけてください」と言われ、この道を避けようと思っていたのですが、思い切って行ってみて本当によかったです
というのも、ここではシカもサルも自然の姿でゆったりと過ごしていて、子育てをしている姿さえ見ることができるのです。道路の上でもこんな感じでゆたーっと過ごしているんですよ。ちょっと油断しすぎじゃない!?って突っ込みたくなるくらいです
木の上では小猿が木の実を食べていました。地元の人の話に寄ると、サルもシカも個体が小さいのが屋久島固有種の特徴なんだそうです。確かにみんなちっこくてかわいい しかし本当に道が狭くて動物達もいつ出てくるか分からないので、なかなか前に進めません 時間がないので撮影もほどほどに次のスポットに向かいます
約40~50分かけて西部林道を抜けると、次に目指すは大川(おおこ)の滝。駐車場は込み合っていましたが、なんとか端っこに車を止め、車を降りて少し歩くと滝の音が聞こえてきました。
落差88mの大川の滝は、遠くから見てもなかなか迫力があるのですが、滝つぼの近くにいくとその迫力はさらに増します。勢いよく落ちてくる水のしぶきがとても気持ちよく、しばらくの間マイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュ!しかーし、この時点で時刻はすでに17時16分。もう少しのんびりしたかったけど、リフレッシュもそこそこに大川の滝を後にしました。ここでmeguに運転をバトンタッチ!
時間はないけど、腹が減ってはなんとやらで「フルーツでも食べたいね!」と立ち寄ったのは、屋久島フルーツガーデン。しかしもうすでに17時を過ぎていたので開いてないかも…という嫌~な予感が見事に的中し、行ってみるとすでに閉まっておりました 16時半閉園ってちょっと早くないですか!?せめてシーズン中は17時半までとかにして欲しかったなぁー
ここでは500円でパッションフルーツやマンゴーなどいろいろなフルーツを試食させてくれるそうです。今度屋久島に来たときは必ず行くぞーっ!と心の中でリベンジを誓い、ささっと写真撮影を済ませ次のスポットへ。この時点で時刻は17時32分。あと一時間半しかないぞー
次に訪れたのは千尋(せんぴろ)の滝。落差60mなのですが、遠く離れた展望台からしか見ることができません。今年は梅雨が明けてから2~3日ほどしか雨が降っていないということで、水量が少なかったのですが、増水したときは左側の花崗岩でできた一枚岩の上からも水が落ちてくるそうです。この近くにあるトローキ(轟)の滝にも行きたかったのですが、この時点で時刻はすでに18時15分。今回は無理と判断し、ここからはmeguダッシュで出発地点の宮之浦へまっしぐら!いっそげー
途中前の車がのろのろ運転で少しやきもきしましたが、19時2分前、閉まりかけている最寄のセルフスタンドに滑り込みセーフ!!私達ってすごくない!?…と喜んでいたのもつかの間、アルバイトっぽい店員さんに「ダメ」と言われ、急いですぐ近くにあるもう一つのスタンドへ。すると年配のおじさんが快くガソリンを入れてくださいました。助かったぁー
多客期は20時くらいまで開けてくれてもいいんじゃない!?と愚痴をこぼしつつも、とりあえず島を一周できて満足な私達。さて、今夜のご飯は何だろなー
民宿に帰ると楽しみにしていた晩御飯が私達を待っていました。トビウオのから揚げやマダイの刺身など海のものがメインで、内容も盛りだくさん!どれも美味しくいただきました 翌日は朝4時半にガイドさんが迎えに来て、いよいよ往復10時間はかかるという縄文杉トレッキングに挑戦です。頑張るぞー
次回はいよいよ縄文杉が登場します