波佐見散策の翌週は再び本土に上陸し、嬉野で高校の同級生michikoの結婚披露宴に出席したあと、親友tamiと翌日の休みを利用してそのまま熊本&宮崎ドライブツアーへ出かけてきました
今回のドライブツアーの提案者はtami。きっかけはごくごく単純で、月に一度送られてくるJAFの情報誌『JAFメイト』の11月号の特集がたまたま宮崎で、そこに載っていた写真を見て無性に行きたくなったのだそう。当初の目的地は宮崎県の南端に位置する日南海岸。しかし、披露宴が夕方まであり、そこから移動して一泊し翌日帰ってくるプランではちょっと無理があり、しかも海岸以外は特に何も無さそうだったので、夏ならともかく冬に行くのはどうかと思い、予定を変更して高千穂周辺の紅葉を楽しむことにしました
まずは11:00頃tamiの車で諫早を出発し、12:00過ぎに嬉野に到着。13:00からの披露宴では、新郎新婦の入場の前に自分が作ったプロフィールDVDが流されたのですが、今回はお客さんが多かったこともあり(多分200人くらい)、映像が流れる前はすごく緊張しました
披露宴で流すDVDを作るのはかれこれ4回目。今回は9月から少しずつ準備をはじめ、ギリギリまで編集を重ねて最終的に約8分間の映像となりました。まずは結婚する2人と一緒に写真選びから始めて、それを五島に持ち帰ってからスキャンしてパソコンに取り込み、一枚ずつトリミングや色調補正を施す。それから2人の雰囲気に合った曲を探し、大まかな構成を考えてから写真と曲をムービーメーカーに取り込み、曲にあわせながら写真を写す時間の長さを調節し、さらに効果や言葉を入れていく。途中写真が足りなくて、どういう写真が欲しいか具体的に指示をして追加で送ってもらったこともありました。大切な披露宴で流すものですし、どうしても2人の思いが来場されるお客さんに伝わるようなものを作りたかったので、最後の方はメールで2人とやり取りをし、その中で感じた2人の周りの人たちに対する感謝の気持ちを映像に盛り込むため、最後まで何度も細かい編集を加えて、披露宴の1週間前にようやく完成!映像を流す前はいつも自分の自己満足で終わってないかすごく不安で、終わった後も皆さんにどのくらい2人の気持ちが伝わったのか分からず心配になってしまいますが、一つだけ言えるのは、大切な披露宴でこのようなお手伝いができたということ自体が私の宝物になっているということ。これってやっぱり自己満足なのかも知れないけど、こういう作業をさせてもらったことにとても感謝しています。写真にはそこに写っている人やそれを撮った人の歴史や思いがたくさん詰まっていて、こういうものを作らせてもらう度に本人達やそのご両親や友人達などいろんな人達の気持ちを感じさせてもらえる。今の私にとってそれはとても大切なことに思えるのです。
michiko、披露宴ではお色直しの介添えまでさせてくれてありがとう!2人にとってはもちろんだろうけど、私にとってもすごく思い出に残る披露宴になりました。いただいたクリスタルの飾りも大切にします。これからもまっすぐであつ~いhajimeさんと末永くお幸せにね!2人のこと、これからもずっと応援してるよ~
そんなこんなで16:30頃滞りなく披露宴が終わり、そこから着替えたりしてドライブツアーに出発したのは17:00。あたりはすでに薄暗くなっていましたが、そのまま嬉野インターから高速に乗り、本日の宿『阿蘇五岳ホテル』へレッツゴー! …と言っても私はすでに飲んでいたので、運転手はtami。ほろ酔い気分の私は助手席で地図を見ながらナビゲート。酔っ払いのナビでしたが、迷うことなくほぼ予定通りホテルに20:30頃到着しました
私達が宿泊した五岳ホテルは内牧(うちのまき)温泉にあり、かなりレトロな宿でしたが、24時間源泉賭け流しの温泉に入れるし、お値段も安い(2人で8500円)ということでこの宿をチョイス。しかしこれがまたおもしろいホテルで、なかなか楽しませてもらいました。というのも、まずツインの部屋だったのですが、よくよく見るとベッドの大きさが微妙に違う。多分シングルとセミダブル。なぜ?男性用と女性用??そして一般家庭によくあるメタルシェルフの上にテレビが。ここは学生の一人暮らしの部屋ですか?さらに不思議な位置にカバーの破れかけたソファーが一つ。そこに座ってもトイレのドアしか見えませんけど?極めつけは冷蔵庫が無い。せっかくビール買ってきたのに~!!(泣)仕方が無いからビールは窓の外に置いて天然の冷蔵庫で冷やしました。お風呂上りに飲んだら案外冷えていて、それはそれでおもしろかったんですけどね~
とまあこんなホテルから始まった今回のドライブツアー。さてはて、どんな旅になるのやら?
中編に続く