楽しかった屋久島の旅もいよいよ最終日。長時間のトレッキングの末に出逢った縄文杉や、昨夜見た夏祭りの花火、そしてこの旅で出逢った人たちの笑顔など、その一つ一つを思い浮かべながら、朝から民宿たんぽぽで最後の朝食をいただき、宿を後にします。
民宿から宮之浦港までは徒歩で10分程度だったのですが、その途中にお土産屋さんが3件ほど並んでいたので、とりあえず一件ずつ見て周り、それぞれお気に入りのお土産をゲット!私は焼酎好きの義姉に『三岳(360ml)』を購入したのですが、この焼酎、あまりの人気に生産が追いつかず、需給調整のため一人二本までしか購入できないようになっていました ちなみに『愛子』という焼酎もあるのだそうですが、寺田さんの話によると、『愛子』を飲むとかなり翌日に残るのだとか。同じ屋久島の芋焼酎でもいろいろと特徴があるようですね。
港の待合室に大きな荷物を置いて、私とmeguはお昼ご飯を探しに外へ。すると奥のほうにフェリー乗り場があり、その二階に食堂屋さんらしきのぼりを発見 ラッキーと思い待合室で荷物番をしていたtamiを電話で呼び寄せ、うどんを食べることにした私たち。しかし、ここから予想だにしなかったドタバタ劇が巻き起こるのです
船の時間まではまだ40分ほどあったので、お客さんも私達だけだし、うどんならすぐに出てくるだろうと、私とtamiはきつねうどんを、meguは冷やしうどんを注文。お冷を飲みながら「楽しかったねぇー」と今回の旅を振り返りつつ、待つこと10分。まだ出てくる気配なし。一人でせっせとうどんを作るおじさんを何度もチラ見し、多少焦ってることをアピールしながらも、さらに待つこと10分。ようやくきつねうどんが完成すでに時刻は11:45。船の出港時間は12:00。meguの冷やしうどんはまだかと少し焦りながらもせっせときつねうどんをすする私とtami。それから5分後くらいにようやくmeguの冷やしうどんが完成よりによって一番食べるのが遅いmeguのうどんがなかなか出てこない私たちの焦りをよそに、「そうめんと一緒に湯がいたら、少しそうめんが入っちゃった。ごめんねー(笑)」っておじさん!そんな解説いりませんからっ!早くmeguに冷やしうどんをーっ
というわけで、20分以上かけて出されたうどんを3分くらいで食べて、とりあえず私だけ待合室へダッシュ!そこで奥様と見送りに来ていたガイドの寺田さんと再会し、「うどんが来なくて…」と他の二人がいないことを説明。多少焦りながらも写真と手紙を送ろうと寺田さんの住所を教えていただき、その間にtamiが待合室に到着。「meguは!?」と尋ねると「まだ食べてる」…って、船が出るまでもうあと5分くらいしかないよ 他のお客さんはすでに船に乗り始めていて、寺田さんとの別れを惜しみつつも、とりあえずmeguの荷物も一緒に桟橋へと移動。まだかまだかとフェリー乗り場の方を見守っていると、なんと特に焦る様子も見せず、ニコニコしながらmeguがこちらへむかってくるではありませんか!さすがmegu。緊急事態でも至って冷静沈着+笑顔 そんなあなたが大好きよ、megu!(笑)
…とまあ船に乗る前に多少バタバタした感もありましたが、無事にジェットフォイル『ロケット』に乗り込み、屋久島を後にすることに。間に合ってよかったぁー
のんびり屋さんのおじさんが営む小さな食堂は、あの白いフェリー乗り場の二階にあります。今度来たときはもっとゆっくり時間のあるときに行かなきゃな でもあのおじさんのお陰でまた一つ楽しい思い出が増えました
屋久島がどんどん遠くなっていく。さっきまでほとんど青空だった島に、たった数分でこんなにも雲がかかってしまった。屋久島が『神秘の島』と呼ばれる所以はこんなところにもあるのかも知れない。本当にステキな島だったな。
絶対また来るよー!屋久島!!
鹿児島本土に近づくにつれて、私の大好きな開門岳が見えてきました。うーん、いつ見ても美しいわぁなんて開聞岳の立ち姿に見とれていると、船内にこんなアナウンスが。
「港からタクシーをご利用の方は、乗務員までお知らせください。」
え?なんで?
私達も鹿児島中央駅までタクシーを使おうと思っていたので、よくわけも分からないまま乗務員さんにその旨を伝えると、7番のカードを渡され、「この番号を持った運転手が港に待機していますから、そのタクシーをご利用ください」とのこと。つまり船内でタクシーの予約ができるようになっていたのです。なんとすばらしい心遣い!船を降りると、本当にタクシーの運転手さんが番号札を持って並んで待機していました。えーっと、7番の運転手さんは…と。んん!?お、大きーい!!まるでお相撲さんみたい!隣にいた運転手さんに「彼、関取だから(笑)」なんてうそか本当か分からないような冗談を言われながらも、とりあえず7番の運転手さんと一緒に車へ移動した私達。ちょうど桜島がきれいに見えていたので、そのお相撲さんさながらの運転手さんに「桜島と一緒に写真を撮りたいのですが…」とリクエストすると、なんと、メーターも上げずに近くの撮影スポットまで連れて行ってくれ、さらに写真まで撮ってくださったのです
そしてこれがその時の写真。「運転手さんも一緒に撮りましょうよ!」とお誘いしたのですが、「いや、おじさんはいいよ~」と照れながらやんわりと断られ、残念ながら一緒に写真を撮ることはできませんでしたが、私達の心の中にあの時の運転手さんの優しい笑顔はずっと残り続けることでしょう 奄美出身の大きな運転手さん、本当にありがとうございました
鹿児島といえばやっぱ白熊でしょ!
ということで、鹿児島中央駅の隣にあるアミュプラザの地階で小さめの白熊(420円)をゲット!これでも私達には多少量が多かったようにも思いますが、中のほうにまで白豆やフルーツが入っていてとっても美味しかったです
さて、ここからはJRの旅。再び九州新幹線つばめ号に乗って諫早へ帰ります。
鳥栖で30分ほど時間があったので、立ち食いうどん屋さんでちょっと早めの晩御飯。またうどん!?っていうツッコミはなしでお願いしますね(笑)。私は新メニューのアスパラ天なるものを食べてみたのですが、これがまたなかなか美味でした こちらのおばちゃんがまたとてもいい方で、キヨスクと掛け持ちで忙しくされていながらも、私達のおしゃべり相手をしてくれたおばちゃんの笑顔でさらに美味しさアップ!やっぱり笑顔って大事だな。おばちゃん、これからも笑顔で頑張ってくださいね!
19:45、ついに諫早に到着。本当に楽しかった屋久島ツアーもこれでおしまい。気の合う仲間との気ままな旅は、屋久島のすばらしい大自然と、旅先で出会った人々の優しさに触れることのできた、最高の旅となりました。駅員さん、タクシーの運転手さん、民宿の女将さんや食堂のおばちゃん、レンタカーのお姉さん、ガイドの寺田さん、一緒にトレッキングを楽しんだ皆さん、食堂のおじちゃん、キヨスクのおばちゃん、本当にありがとうございました。一期一会の出会いが私たちの屋久島ツアーを二倍にも三倍にもステキに演出してくれたことに間違いはありません。そしてtami&megu、一人旅ならこんなにたくさん楽しい思いはできなかったよ。一緒に旅をしてくれて本当にありがとう!またいつかこんな旅ができるといいな
さて、次の目的地は…と。
屋久島ツアー(完)
それはどこにある島かしら?
また島・・なんてとんでもない!!
あなたと行く島は、発見だらけで心をいやしてくれることばかりで、私は島が大好きになりますよ。。
またいい場所教えてください!
どこまでもついていきます。
島はいいよね~
私はなんでこんなに島が好きなんだろう?
って思うくらい魅力を感じてしまうよ。
直島は四国にあるよ。
詳しくはこちらをどうぞ!→http://www.naoshima-is.co.jp/
ここは屋久島とはまた違った楽しみ方ができると思うんだ
また企画するからその時は一緒に行こうねー
写真もどれもこれも活き活きとしていて、雷雨&豪雨でうんざりしていたのがすっきり晴れ渡りました。
しっかし、3人共体力あるねー。凄すぎ。
すごく充実した旅だったよ。
行く前はちゃんと登れるか結構不安だったんだけどね、
「成せば成る」ってことが分かりました(笑)
そっちは雨がひどいみたいだね。
最近は本当に何が起こるかわからないから、十分気をつけてね!