I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

友泉亭(福岡市)

2007年11月29日 | いろんなお話

          日本庭園を眺めながら・・・

        

一泊二日(…の予定だった)の大相撲観戦福岡ツアーで最後に訪れたのは、福岡の城南区にある友泉亭(ゆうせんてい)公園。黒田家六代藩主継高公が江戸時代中期に別荘として設けた由緒ある『友泉亭』を、昭和56年に福岡市が歴史公園として新たに整備したものなのだそうです。園内には、『如水庵』と『章山庵』の2つの茶室があり、美しい日本庭園を眺めながらお茶をいただくこともできるようになっています。

          

          世に堪えぬ 暑さも知らず 湧き出づる 泉を友とむすぶ庵を

これは藩儒(藩主に仕える儒者のこと)竹田定直が撰んだ久世通夏(くぜみちなつ)が詠んだ歌で、『友泉亭』という名はこの歌にちなんでいるのだそうです。扇風機やエアコンなどがなかった時代には、湧き出でる水が何よりも涼を感じさせるものだったのでしょうね。    

1ヘクタールの園内には7000本もの樹木が植えられていて、中には樹齢300年を越えるキンモクセイもあるのだとか。他にもシイ・カシ・イヌマキなど様々な樹木を見ることができます。ちなみに右の写真は柿の葉です。柿の葉もこんなにきれいに紅葉するんですね

          

池の中を見ると、たくさんの色鮮やかな鯉が悠々と泳いでいました。私たちが池のほとりに近づくと、餌をくれると思ったのか、みんな一斉に近づいてきましたよ。すごい勢いだぁ~ 

          

さらにさらに、池の鯉たちをじっくり観察していると、人の顔をした鯉を発見 昔流行った人面魚ってやつです(笑)。ちょっと笑っているように見えませんか?でも実はコレ、鯉の鼻の穴が人の目のように見えているだけなんです。よく見たら分かることなのに、あの頃あれだけ騒がれたのはどうしてだろう・・??でもこんな風に人の顔っぽく見える鯉は数が少ないので、見つけたときはちょっと嬉しくなっちゃいましたけどね

          

四季の移ろいを感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる友泉亭。日本庭園とは、元来日本人の中にある四季を愛でる心が創り出した芸術作品とも言えるのではないでしょうか。こんな大きなお庭は無理だけど、私もいずれは四季折々に表情を変えるお庭のあるお家に住みたいなぁ

なーんて夢を見ているkero-keroなのでした

この後、aiちゃんに友泉亭の近くにある姉の家に送ってもらい、約1年ぶりに会った姉としゃべっているうちに諫早に帰れなくなってしまい、結局福岡にもう一泊してしまいました aiちゃん、今回は慣れない道をたくさん運転してくれてどうもありがとう!また一緒にステキな場所を探しに行こうね!もちろん大相撲観戦も

 

友泉亭

場  所:福岡市城南区友泉亭1番46号
電  話:092-711-0415
時  間:9:00~17:00
定休日:月曜日
入園料:大人200円 小人100円


2 コメント

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Unknown (sachiko*)
2007-11-29 23:40:06
ここ、めちゃくちゃウチのご近所さんよ。
寄ってくれればお茶くらい…!
こんな近くにまで来ていたなんて。
びっくりしました。

あ、でも友泉亭には一度も入ったことない。。。
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そうなの!? (kero-kero)
2007-11-29 23:55:39
>sachiko*ちゃん
知らなかった…そんなに近くにさっちゃん家があったなんて!
もしかしたら姉の家も近いのかな!?

12月23日に福岡で友達の結婚式があるので、さっちゃんの都合がよければ、24日辺りに会えたらな~って思ってます!でもクリスマスイブはまずいよねぇ とりあえずご検討をよろしくお願いします!明日からまたしばらく旅に出てくるので、帰ったらまた連絡しますね~ 
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