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自然の中で見つけたステキなモノ

県民の森できのこ探し(長崎県長崎市神浦北大中尾町)

2010年10月01日 | 植物のお話
県民の森で見つけたどんぐりの兄弟

きのこネタが続きますが、野生きのこ観察会からちょうど一週間後、再び県民の森へきのこ探しに行ってきました~ 今回の提案者は私ではなく、なんと「きのこ」なんてものには全く興味がない夫のgero-gero。どうやら私があまりにも「きのこ」という単語を連発するので、思わず「週末はきのこ探しに行く?」なんて言葉が口から出てしまったようです。何でも口に出して言っておくものですね~


前回と同じように森林館の駐車場に車を停め、
さっそくきのこ探しへLet's go!
するとあっという間に枯れ草の中から頭を出しているきのこを発見


これも多分同じ種類のきのこ。
かさが開くとこのように破れてしまうようです。
名前は分かりません


これはスギヒラタケかな~?
倒木に群生しています。



倒木の陰にひっそりと佇むきのこ達。
これはモリノカレバタケのように見えますが、確信はありません



これはクリタケかな?
クリタケだったら食べられるけど、
ニガクリタケだったら毒きのこです



これはハナウロコタケでしょうか?
ヒラヒラしていて可愛らしいきのこです



苔の中からにょこっと生えているきのこを発見
もしかしたらキクバナイグチ幼菌かも!



これはベニイグかな?
イグチ系はひだではなく官孔と呼ばれる無数の穴があるタイプ。
傘の裏を見ればその違いは一目瞭然です。



これはきのこではないけど、きのこを探しているうちに偶然出合ったハマウツボ科のナンバンギセル。ススキなどイネ科の植物の根に寄生し、その栄養分で成長するため、寄生された宿主は成長を妨げられ、死に至ることもあるそうです。とても珍しい花で、私はこの県民の森でしか見たことがありません。もし皆さんも県民の森に行く機会があればこのナンバンギセルの花を探してみてくださいね!

今回は一週間前に訪れた時ほどきのこを見つけることができず残念でしたが、夫のgero-geroは2時間ほど山歩きができただけで満足したとのことでした もうちょっと涼しくなったらきのこ達にとって最も適した季節になるので、また一ヶ月後くらいにきのこ探しに行ってみたいと思います。ターゲットは『森の女王』と呼ばれているウスキキヌガサダケ。会えるかな?会えるといいな~

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