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自然の中で見つけたステキなモノ

難所ヶ滝を求めて(福岡県糟屋郡宇美町) その1

2011年02月21日 | 山のお話

2月5日(土)曇りのち晴れ

T小登山隊の皆さんと、12月~2月の寒い時期にしか見られないという福岡県糟屋郡宇美町にある難所ヶ滝へ行ってきました~今回のメンバーは私を含めて8名。隊長N先生、副隊長S先生を初め、12月と1月に雲仙登山でご一緒させていただいた顔なじみのメンバーです。本当は1月に行けなかった大分県の久住へ行く予定だったのですが、チェーンを付けなくても車で近くまで行くことができる場所で、さらに霧氷とは違う冬山ならではの景観を見ることができる場所を隊長N先生が検討して下さった結果、行く先が福岡県の難所ヶ滝に変更になったのだとか。その変更をtamiから聞いてびっくり!というのも、実は行き先が変更になる数日前に、新聞に難所ヶ滝の様子が紹介されているのを偶然目にして、その景観の素晴らしさに「実際に行ってこの目で見てみたい!」と思っていたのです 私にとっては本当に願ったり叶ったりの変更でした。願いは通じるものですね~

さて、いよいよ登山当日の朝、例のごとくすっきりと目を覚まし(←いつもは目覚めが悪いのに、登山の朝はすっきりと目覚める私です)まだ夢の中にいる旦那さんを残して6:15に家を出発途中tamiの家でtamiの車に乗り換え、7:00に大村市にあるT小駐車場に到着し、隊長N先生とダンディーYさんの車2台に分乗して、いざ福岡県糟屋郡宇美町を目指してLet's go!東彼杵ICから高速道路に乗り、川登SAで朝食タイム、基山PAでトイレ休憩をとり、太宰府ICで高速道路を降りて、宇美町にある昭和の森へと向かいます



10:05

この日はお天気も良く、昭和の森の駐車場はほぼ満車状態。どうにかしてここに車を停めるのかと思いきや、事前に下見に来ていたN先生によると、まだこの先に駐車できるスペースがあるとのこと。N先生の誘導に従って、歩いて登って行く人たちを横目に、「本当に車で行けるのか」と思いたくなるような山道をそろりそろりと登って行くと、確かに少し広いスペースがあり、そこに車を停めることできました さすがN先生。下調べはバッチリです さて、ここでトレッキングシューズに履き替えて、いよいよ難所ヶ滝を目指して登山開始です!


高速道路から見た時は雪が残っているようには見えなかったのですが、実際に山の中に入ってみると、まだたくさん雪が残っていまいした。道上の雪は溶けていて、しばらくは茶色の泥道が続きます。


奥に入って行くにつれて徐々に雪の量が増えていきます。それでも前回の雲仙登山とは違って雪が随分溶けているので、人が歩いた所がよく分かります。


雪と泥が混じって、まるでミルクコーヒーのシャーベットの上を歩いているような気分。「ちょっと美味しそうよね~」なんて言いながら、どんどん山の奥へと進んで行きます。


10:35

泥よりも雪の量が多くなり、道が滑りやすくなってきたので、ここで一旦立ち止まって簡易アイゼンを装着します。装着のポイントは、ベルトの長さをしっかり調節し、土踏まずのところに合わせてしっかりはめること。それを怠るとちょっとしたことで外れてしまうので要注意です。持っている人はここでスパッツ(足首の上下を覆っているもの)も装着していました。スパッツは泥跳ねや雪が靴の中に入ったりするのを防いでくれる登山グッズの1つで、装着すると保温効果もあるというなかなかの優れもの。私も前回の雲仙登山でスパッツの利便性を確認し、密かに購入を検討していたのですが、残念ながら今回は間に合いませんでした。次回こそはスパッツを装着できるように、早めの購入を試みたいと思います


10:46

気が付くとミルクコーヒーの道がほぼ真っ白になっていました 難所ヶ滝まであと30分。一体どんな景色が私たちを待ち受けているのでしょうか
ワクワクドキドキの雪山登山はまだまだ続きまーす

次回につづく

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