I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

松本つつじ園(長崎県大村市東大村)

2011年04月24日 | いろんなお話

数年ぶりに母と一緒に大村にある松本つつじ園に行ってきました 大村の鈴田峠からレインボーロードという農道に入って少し行くと、みどりの園病院の方へ右斜めに入っていく道があります。そこから右折して標識の通りに行くと、このつつじ園があります。最近はそのすぐ先にwaranaya cafeというカフェがあったり、松本つつじ園の看板も出ていて、以前と比べると随分と分かりやすくなりました

今回6~7年ぶりに訪れてみたのですが、その変わり様にびっくり もともとは個人の所有地で、無料で公開していたし、駐車場も少ししかなかったのですが、その評判が評判を呼び、規模もどんどん拡大していったようで、駐車場もお花畑も何倍も大きくなっていました。その代わり、入場料が500円(高校生以上)取られるようになってしまいましたが、そのくらい払っても見る価値有りです

入り口も以前とは違う場所になっていて、その斜面にはたくさんのサツキの木が植えられていました。この辺りは五分咲きくらいかな~

ツツジやサツキの数もさることながら、圧巻なのはこのシバザクラ 階段を上った先に一面に咲き誇る色とりどりのシバザクラの景観には、私を含め誰もが歓声を上げていました

サツキとシバザクラのコラボレーション サツキも上の方はほぼ満開でしたよ~

園内には丸太のベンチがいくつも設置されていて、このベンチに座りながらゆったりと目の前に広がるお花畑を観賞することができます。

こちらは下の段のお花畑。木陰にもベンチが設けられていて、シバザクラのお花畑を眺めながらおしゃべりをしたりお弁当を食べたりと、皆さんがそれぞれの時間を楽しんでいるようでした 目の前の景色がこんなに美しいと、お尻に根っこが生えちゃいそう!

日当りの良い場所にあるサツキは、驚くほど元気一杯に花を咲かせていました

驚くのはこの瑞々しい無数の蕾たち。こんなに隙間なく蕾が付くなんて、隅々まで手入れが行き届いている証拠です 自宅で植物を栽培したことがある人なら、こんなにたくさんの花を美しく咲かせることがどんなに難しいか分かるはず。土に適量の肥料が適切に施され、適切なタイミングで剪定されなければ、こんなに形良く、こんなに見事に花が付かないのです。その労力を考えれば、500円という入園料は決して高くはありません。

サツキの木の合間にはこのような小道が設けられており、木々の間を縫うように歩くことができます。ここを通っているとき、『千と千尋の神隠し』に出てくるあるシーンを思い出しました。千尋がハクに導かれて花の中を走り抜けるシーン。確かあの中には同じツツジ科のシャクナゲが咲いていたような…。まさにあんな感じでした

一緒に行った母もとても感動していたようです 今度はお父さんも連れてきてあげなきゃね

それにしてもこの花の数、一体いくつくらいあるんだろう 星の数ほどありそうですよね

サツキにもいろんな色や種類があるんですね~ ここだけポッコリと飛び出していたのがたんこぶみたいでちょっと気になっちゃいました

とにかく見ているだけでも心がほっとする風景。このままずっと眺めていたいなぁ~。シバザクラはすでに所々枯れかけていましたが、サツキやツツジはまだまだこれからが見頃だと思います。まだご覧になったことのない方はぜひ訪れてみて下さいね ただし、ここは元々観光目的で造られた施設ではなく、途中の道も狭く、マイクロバス等で来ても入園できないということなので、来園される際にはくれぐれもお気をつけ下さい。(詳しくはコチラ松本ツツジ園)土日は特に混雑するようですので、可能であれば平日に訪れることをお勧めします


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