根気の夏休み

つ・・・疲れた・・・

乳がんのせいばかりじゃなくて、長女に何かさせようとするのは、疲労に拍車をかけるようなものだ。

昼間、ドリルをやらせようと思ったが、全くやらず、目いっぱいビニールプールで遊んで、おやつにアイスを食べ、またゲームをやって、結局なにもできないまま、ばんごはんになってしまった。

遅くなってから私とお風呂に入ったため、宿題に取り掛かったのは、九時半。

そこから、読書感想文をやらせてみた。

始めてみると、数文字書いては関係ない話をし、数文字書いては落書きをしながら何かの説明をして、ほとんど進まずに、一枚半で「今日はもう無理！」と言ってやめてしまった。

今その話をしなくてもいいでしょう、というものばかりで、叱りそうになったが、我慢我慢。とにかく少し進んだ。

他のお友達と違って、自主学習の習慣がなかなかつかない長女にとっては、なんとか良くやったほうではないか?

この子と付き合うのは、ほんとうに根気がいる。担任の先生も、さぞかしご苦労されていることだろう。

読書感想文は５枚。明日、残りをやらせたいが、素直に取り掛かってくれるかどうか。

またイライラと、根気と、疲労の一日が待っている。

 

近づく期限

夏休みに入って最初の日曜日がやってきた。

夫は、二人の子供を連れて選挙に行くと、そのまま遊びに行ってしまった。

静かな休日は、かえってあれもこれもと詰め込みすぎて、三人が帰ってくるまで忙しかった。もちろん、選挙にも行ってきたが。

長女は、帰るなりゲームで、宿題に触ろうともしない。一度だけ、野菜の観察記録をつけ始めたのだが、すぐに飽きて、またゲームに没頭してしまった。

そのあとは、どんな風に話しかけても、まるで動かない。怒らないと決めていたので、今日は日曜日だし、昨日あれだけ頑張ったのだから、一日休んで、明日また今日の分までやってね、ということで了解させた。

明日は用事があって見てやれないが、一人でできるだろうか。

胸のしこりのほうは、今日、久しぶりに確かめてみると、前よりも大きくなっていた。

前は、奥のほうにだけあったのだが、盛り上がってきている。低気圧じゃないけれど、急速に発達してきているみたいだ。

手術は間に合うのか。こうしている間に転移してしまわないか、心配になる。

あと一週間。

長女の宿題もそうだが、私もタイムリミットが近づいているみたいだ。

 

宿題3

かつてこれほどまでに、長女を褒めてやったことがあっただろうか（笑）

とにかく怒らずにおだてて、褒めて、自分でも嘘っぽいかなと思うくらい褒めまくり、宿題に取り掛かるよう誘導してみた。

長女も、気を良くしたらしく、めずらしくやる気をみせてくれて、とうてい終わらないだろうと思われた問題集を、終わらせてくれた。

夜になったほうが、集中してくれるらしい。明るいうちは誘惑が多すぎて、なかなか机の前に座ってくれないのだ。

しかも、長女ばかりかまっていると、次女が存在をアピールしてきて、ちょっとでも機嫌を損ねると、泣いてうるさくなってしまう。

そちらもなだめつつなので、けっこう疲れた。

夫は帰ってきてから長女のことを聞くや、知恵熱が出ないか心配していた（笑）

昨日までは、お風呂に入るまでさんざんもめて時間がかかっていたけれど、今夜はすんなりと入ってくれた。

やはり、子供を褒めて育てるって、大切なのかも。

決して良い子ではなかったので、いつも仕方なく叱ってばかりでいたせいか、余計、反抗的な態度をとられていた。

この夏休みに、少しでも素直な子供に変わってくれるとうれしいのだが。

そのためには、こちらも態度を改めなければならないかな。

明日もまた、熱い（暑い）一日が待っている。あ、もう、今日になってる・・・

宿題2

夏休みの宿題は、朝の涼しいうちにやってもらうのが理想的だが、案の定、うちは無理！

なぜか、まずゲームをやって、ひとしきり騒いで、またゲームをやって・・・

キリがないと思ったので、問題集の丸付けをしながら、「すごいすごい！全部あってるよ」「ここおしいんだけど！」「字きれいに書けてるじゃない！」とか、褒めまくって注意を引き、なんとか少しやらせることが出来た。

でも、このペースではとうてい終わらない。

野菜の観察や、読書感想文や、日記や、絵画、あとなんだっけ？一学期のドリルの復習もあるし、本も読まないと。

同時進行で進めるくらいでないと・・・

３歳の次女が、近くでけたけた笑いながら、ぐるぐる回って、めまいを楽しんでいる。いつ、つられて遊び始めるかと気が気ではない。

そうこうしているうちに、飽きたのか、ピアニカを練習しだして、すぐにやめ、とうとう外へ出て行ってしまった。

小学二年生ってこんなもの？

それとも、うちが特に幼いのかしら・・・

机にばかりはりつけておくのは無理というものだろう。

少しお手伝いでもさせようか・・・

乳がんの兆候について

がんというものは、知らないうちに身体を蝕んでいるもののようだ。

でも、何かしらの兆候もあるようだ。

私が乳がんになってみて、それまでに感じていた不調について、まとめておきたいと思う。

まず、疲れやすかった。

ちょっと家事をしては横になり、ちょっと外出しては横になりしていた。とにかく、寝ている時間が長くなってしまっていた。

それから、変な咳が出るようになっていた。熱はなく、鼻水も出ることがなかったので、変だ変だとは思いつつ、風邪ではないと判断し、病院へは行かないでいたのだが。

変なめまいもあった。

これらの症状は、T先生とも共通している。

患部もかゆみがあった。でも、気にしていなかった。病院によると、変な汁が出てくる場合があるという。それはなかったのだが、実際、変な汁が出ていたら、絶対病院へ行っていたと思うのだ。

（今は、咳とかゆみの症状は落ち着いて、出てきていない）

人によって違うかもしれないけれど、もし、これらの症状に当てはまる人がいたら、乳がんを疑ってみたほうがいいと思う。

検診は大切だとつくづく思う。