ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

7月1日の夕食

2008-10-04 | なんでもないこと
病院の帰途、電車の中で 私は頭痛が始まっていた。

乗換駅から電話して 外で食べよう、と亭主に提案し、いったん帰宅。

息子と三人で カレー専門店へ行ったが定休日(涙)。

仕方がないので 行ったことのないカレー屋さんを探してドライブ。

カレーが食べたかったのに、見つからない(涙)。



急遽 見つけて入った和食のお店で 
「石焼ひつまぶし」を食す。

これは、
石に当たっていた部分のご飯がカリッとしてて、美味しい!

たちまち、私はゴキゲンに!(笑)








いつもと違う道を歩けば、いつもと違う植物に出逢う。






亭主がお金を払っている時に
(我が家は 亭主がお金を払うのがキマリ。)

レジの向こうに 七夕の笹を見つけた私。 

店に入る時には気付かなかった。

プラスチック製の枝に ビニール製の葉?

緑の笹には いろとりどりの短冊が付けられていた。



見ると

「さっかーせんしゅになりたい」 だの

「家族みんなが 健康でありますように」 だのと 

どこにでもありそうな願い事が書かれている。



ふと後ろを振り返ると
机の上に 色とりどりの短冊と 
それ以上に色とりどりの マーカーのセットが置かれている。

短冊には ひとつひとつ、コヨリが付いている。

そうか!

これを あの笹に結びつければいいわけね!














私は 薄いグリーンの短冊を取り、
グリーンのマーカーを握って

「ちょっと待ってて!」
と亭主に声を掛けて 書き始めた。

息子がブツブツと 傍らで何かモンクを言っているようだ。

いいじゃないの。

気になんかしないわ。



「ビョーキが 治りますように」













書き上げた短冊を手に振り返ると
息子が それを私から取り上げてしまった。

そして また ブツブツ言いながら
一番高い所に 結びつけてくれた。

ちょっと、嬉しかった(涙)。

ボソボソしゃべってるから、
ホント、何言ってるか、わかんないんだけどね(爆)。













支払いを済ませた亭主もやってきて

「ママのビョーキがなおりますように  パパ」

とか書いて 結びつけた。





まあ、なんとか なるか。

なんとか なるさ。

なるようにしか、ならないもんね。

なんとか、するわよ(笑)。 

ゆっくり、考えるわ。













この頃には、十中八九、癌の再発だと思ってた。