ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

復活!!!(1)

2008-10-14 | 乳がん
アリミデックスがなくなるので
お薬をいただくために 
主治医のもとを訪れるのが 9月9日の予定だった。

再度の エコーの検査の予定も入れてあった。

モトノ病院で そう話をしたら、
じゃあ、その日を再診日(結果を聞く日)にしましょう、
と言ってくれて嬉しかった。

9月9日。

腹ペコでモトノ病院を出て、
美味しいものを食べてからクリニックの予約の時間。







この頃、駐車場から駅へ歩く途中の家に咲いていたクレマチス。
花の咲く家の傍を歩くのは楽しい。






骨シンチに異常は認められない。

主治医は 「やっぱり!」 といった顔(笑)。

まあ、今 思えば、確かに、
マーカー値にも現われていなかったしね。

そういうの、医師なら、わかるんだろうな。

でも、患者は、いちいち、不安になるからね。

何度も言うけど、マーカーに現れにくい癌、てのもあるわけで。



で、エコーの検査。

技師さんは、以前に診てくださった人。

そうしたら、結果は、
リンパ節が あれ以上に大きくなってないから、
炎症性のものだろう、
ということになった。

あれ、あれ、あれ。

気抜け。

どこかで、そうじゃないか、とも思っていたんだ。

思いたかったのかも?



でも 小さくもなってないんだけどね(苦笑)。







こちらは現在の 我が家の白い秋明菊。






9月9日。

これで、6月24日の告知から始まった、
「転移の再発」騒動?の終了だ。

ひと夏、ずっと、再発だと信じてたよ。

それほど騒いだつもりはないけど、
胸騒ぎは 少々あったし、

それは 家族の胸の中にも 多少はあったはず。

心配してくれた家族にも、「ありがとう」。

この窓を読んで 心配してくださった方々にも、
「ありがとう」を。







今年は 花茎が3本立って、ようやく「ここにあるわよ」という感じに。 






今回は 私から主治医へ、報告がひとつ。

「生理、始まりました。」



以前から、
「2度目の ちゃんとした生理が始まったら、
 すぐに来るように。」
と言われていた。

まだ、全然、チャントは、してないんだけども。

せっかくお会いしたんだから、これは、報告しておこう。






最初の復活は、なんと、8月下旬、骨シンチの日。

あら~、すっかり忘れていた頃に帰ってきたのね~、と。

でも、まだまだ、「生理です」というカンジではなかった。

そうしたら、9月上旬、またすぐやって来て、
その最中の9月9日だった。






心理というのは不思議なもので。

生理がもうない、と思ったら
女性でなくなってしまったような寂しさがあった。

でも それに慣れたら、
もう 生理なんて要らないと思っていた。

戻って来てみたら・・・なんて、邪魔なものなんだろう!

もう、すっかり、アガッタものだと思い込んでいたのに。



世の中の女性達は
こうして 「産む性」であることを甘受している。

それだけで
世界中から守られる権利が与えられていると思う。













先日 復活3度目の生理があった。

ノルバを飲んでるのに、
もう・・・妊娠・出産できそうなくらい、
イキのよい生理!(涙)

生理用ショーツは 
新品は娘にあげて、古いものは棄て、
2枚あるだけだった。

買い足すべきだろうか?



ナプキンも買ってきた。

その袋に
「ドッと出ても スキッと閉じ込める」
と書いてあった。

スキッと閉じ込めてくれる、とは感じなかったが
ドッと、は、出る。

生理って、こんなだったろうか?(涙)



「多い日の夜用」なんてのも買ってきた。

こんなのを使う日々が 戻って来て。

これからも毎月 使うんだろうか??



ふと 思った。

この数十年間、
電化製品が増え 家事労働が軽減されてきた日々だったけど

生理用品が 格段の進歩を遂げた数十年間でもあったなあ、と。

生理用品は進歩したけれど、
生理って、なくなって欲しいからと なくすわけにはいかないの?

タメイキ・・・・・・・。